インタビュー

安心をもっと身近に! 医者や介護福祉士に『いつ・どこからでも気軽に相談』できるオンラインヘルスケアサービス サイバー・バズ寺田さんにインタビュー

お医者さんにいつでも気軽に相談できるQ&Aサービス「Doctors Me(ドクターズミー)」を運営する株式会社サイバー・バズ。その生まれた経緯やサービスに対する想いを株式会社サイバー・バズ社長室長の寺田さんにお聞きしました。

Doctors Meインタビュー サイバー・バズ 寺田佳史さん

お医者さんにいつでも気軽に相談できるQ&Aサービス「Doctors Me(ドクターズミー)」を運営する株式会社サイバー・バズ。その生まれた経緯やサービスに対する想いを株式会社サイバー・バズ社長室長の寺田さんにお聞きしました。

情報の価値が変わる?新しい情報へのアプローチとは

【深澤】サイバー・バズってどんな会社ですか?

【寺田】広告代理事業とメディア事業の2つの事業を行っています。メディア事業の方は「人と人とのコミュニケーションで価値をつくろう」ということをテーマとしていて、ブロガーさんやFacebookなどのSNSで影響力・発信力のある方に、企業の商品やサービスをいち早く利用してもらって、自分自身の声でソーシャル上に投稿して頂くサービスをやっています。最近は、より質の高い情報や口コミが求められる時代になってきたので、これまでのメディア事業で培ってきた知見を広げて、『Doctors Me(ドクターズミー)』のような上質で安心できる情報や口コミを提供できるサービス展開にもチャレンジしています。

【深澤】なるほど。それでは「Doctors Me」ってどんなサービスですか?

【寺田】医師や介護士など7種の専門家に、インターネットを通じて直接相談できるサービスです。専門家は約300人が登録をしていて、その日のうちに100%回答してくれます。匿名で気軽に相談できるのと、平均30分以内で回答がもらえるスピードが特徴です。 Doctors Meインタビュー 【深澤】会員数は?

【寺田】会員数は約15,000人と増え続けています。女性の方が非常に多いですね。

【深澤】どんな経緯でこのサービスが始まったんですか?

【寺田】人のリアルな口コミで商品やサービスが広がっていく・ブームになるという火付け役のサービスを行っている一方で、今後ますます情報量が増えてくると「一般の方の多くの意見」と「プロの専門家の一意見」とでは、情報の価値が変わっていくんじゃないかと思っています。
今までは100人中何人が良いと言っています、ということに価値があったんですが、これからは「この分野の専門家がこう言っています」というところに価値があると思っています。 そういう専門家に直接相談できるっていうサービスが日本にはあまり無くて、私たちはそれを医療・健康ドメインでやろうということで「Doctors Me(ドクターズミー)」というサービスをつくりました。

【深澤】その「Doctors Me」は寺田さんがつくられたんですか?

【寺田】そうですね、企画は。

【深澤】すごいですね!

【寺田】いえいえ。まだまだ始めたばかりですから。

病気で悩んでいる方への後押しもできる。

【深澤】どのような方の利用や相談が多いですか?

【寺田】ドクターズミーは、7種の専門家に相談出来るのですが、元々お医者さんへの相談サービスから始まったので、今もお医者さんへの相談が一番多いですね。利用者は20代30代の女性が一番多くて、妊娠や育児の相談が多いですね。他には、病院に行って直接お医者さんに聞くのはちょっと恥ずかしい、性に関する悩みも多いです。

【深澤】そうですよね、家族にもちょっと聞けない。

【寺田】はい。身体の不調もそうだと思うんですけど、対面じゃなくてオンラインの匿名サービスだからこそ気兼ねなく聞けることって結構ありますよね。

【深澤】私は飼っているペットの相談で「Doctors Me」の獣医さんに相談させてもらいましたよ。ペットの診療ってものすごいお金かかるじゃないですか。だから、助かります(笑) それに、すぐ返事が来てびっくりしました !

【寺田】そうですね、獣医さんへの相談も非常に多いですし、ペットも高齢化していますしね。

【深澤】たしかに。高齢化といえば、年配の方の利用ってありますか?

【寺田】まだまだそんなに多くないですね。電話ではなく、パソコンかスマホから相談できるサービスなので、インターネットに慣れている20代30代の若い方が多いですね。でも専門家の中に介護福祉士さんもいるので、40代50代の方からの相談件数も増えていますよ。ニーズはあると思いますので、その年齢層の方の利用も増やしていきたいなと思っています。

【深澤】そうですよね、ニーズあると思います。年齢が上がるにつれ病院へ行く機会も多くなりますしね。だけど、お医者さんに行っても待つだけ待って診察は一瞬で終わるなんてザラじゃないですか。だから相談だけでもこういったサービスが活用できれば。

【寺田】本当はもっと高齢者の方に使って頂きたいと思っています。田舎だと病院が遠くて気軽に行けるものじゃないし、高齢者の方にとっては病院に行くこと自体大変な労力にもなりますしね。

【深澤】1日がかりの病院なんてみんな嫌ですもんね。

【寺田】基本的に私たちは積極的に病院に行ってもらいたいと思っています。ただ病院に行くかどうか悩んでいる方のために、その悩みを「Doctors Me」が受けて、例えば「これであればひとまず明日まで様子みてくださいね」っていう話なのか、「今週ずっとその症状が続けば病院行ってくださいね」っていう判断の後押しもできるので、病院に行く一つ手前の入口になれればと思っています。 Doctors Meインタビュー

みんなが当たり前に使ってくれる。そんな社会のインフラに

【深澤】寺田さんは普段どのような仕事をされているんですか?

【寺田】ケースバイケースですが、私は「Doctors Me」の責任者なので、このサービスを大きくすることが私のミッションです。営業活動もしますし、企業さんとの協力関係づくりも。サービス改善や情報発信もしています。

【深澤】「Doctors Me」のこれからって、どうお考えですか?

【寺田】「社会のインフラにしたい」というのがビジョンです。病気になったら病院にいくっていう選択肢と同じように、病院にいく前のちょっとした相談はドクターズミーに。病院に行くほどじゃないけど気にあることがあるからドクターズミーで聞いてみよう、って。そういう選択肢が当たり前になると便利だなと思います。

【深澤】本当、可能性は大きいですよね。

【寺田】そう言って頂けると(笑)。実は社会のインフラにしたいっていうビジョンもあるのですが、一番イメージしてるのが私の妻なんですよ。妻みたいに小さい子供がいて自分自身も仕事をしている人にまずは使ってもらいたいんです。育児って悩みがつきませんし、子度はしょっちゅう熱だしたり、怪我したりしますよね。妊娠中の方や、小さいお子さんを子育て中のママにとっては、「Doctors Me」は安心なサービスだと思います。

【深澤】身近な人に使ってもらいたいって優しいサービスですね。最近は病院検索もできるようになりましたよね?

【寺田】そうですね、全国の病院・動物病院が閲覧できるようになっています。いずれは病院の予約まで出来ればいいなって思っているので、お医者さんに相談してそのまま病院を予約!なんてことも視野にいれています。

人と人が繋がるサービス

【深澤】予防医療っていう部分でも可能性は大きいですし。今後挑戦していくことってありますか?

【寺田】「Doctors Me」って、「何か悩みがあったら相談してね」っていう受け身のサービスなんですよ。ではなく、受け身じゃなくて、より「一緒にやっていこうね」っていうパートナー的なサービスにしたいなと思っています。パーソナルドクターとかパーソナルトレーナーみたいな、もっと身近な。自分専用のお医者さんや栄養士さんが、自分の悩みにアドバイスしてくれたり、応援してくれたり、心配してくれたり。そういうよりパーソナルなサービスを目指していきたいですね。
それと高齢者の方向けにはやっぱり可能性を感じていて、高齢者の方が抱える悩みの一つとして「孤独」ってあると思うんです。一人住まいや旦那さんと二人だけで生活していて社会との接点が薄れてしまうと、外に出て色んな人とコミュニケーションをとる機会が少なくなって、一日中テレビを見て過ごしてしまったり。 うちの祖父母もそうですが。
私たちのサービスって人と人が会話するサービスなんです。何かの情報を見たり探したりするのではなく会話するサービスなんです。だから、それによって孤独感も和らぐことができて、さらに専門家にアドバイスがもらえる。そうなるといいなって思っています。

【深澤】会話が止まらなくなっちゃったり(笑)

【寺田】「聞いて聞いて!」って(笑)でも本当そうなるといいですよね。 Doctors Meインタビュー
深澤裕之(LifePicks代表)

この記事の寄稿者

深澤裕之(LifePicks代表)

介護事業所向けにホームページ制作やメディア戦略コンサルティングを行う。介護の魅力的な道具を伝えるWEBメディア「グラムケア」、介護用品オンラインショップ「グラムケアストア」を運営。介護専門職の総合情報誌「おはよう21」制作ディレクター。コーポレートサイト

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