父の介護を10年間。私のカイゴ回顧録~あの夏、私は誰の介護をしたの?[後編]

doppo , 親の介護 , 介護 , 福祉
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2016.03.16
あの夏、私は誰の介護をしたの?

要介護者と暮らすということ

要介護者と一緒に暮らす苦労を知らない親戚たちは、同居での介護を主張してきます。その言い分もわからないではないし、どんな状況であれきちんと介護をしている方が大半なのは承知していますが、やはり一緒に暮らすという事はとても大変なことです。

それをしていない人に限って、一時の感情で発言したり、混乱を招く行動を起こすのです。

身体的なものだけが介護ではない

母の兄弟姉妹も祖母のことでいろいろありました。

うっかり電話なんて取ってしまったら大変。「あなた専門家なんでしょう!○○にちゃんとするように言って!」と火の粉が飛んできます。そんなときはとりあえず言い分を聞き、口は挟まない。何か言おうものなら、ただでさえ長い電話が終わらなくなってしまうからです。

父に介護が必要な年齢なのだから、その他の家族や親戚もそれなりの年齢になっています。そうなると介護に関わる率も高くなるという事になります。介護というと身体的なものを思い浮かべますが、それだけでは括ることができません。メンタル的なこと、金銭面、そして家族の複雑な人間関係等様々な側面があります。

介護に対する心の準備をしておく

誰が要介護状態になり、どのように介護が必要になるかは誰にもわかりません。一緒に暮らしている家族の一人に介護が必要になった時、遠く離れている家族や親戚に介護が必要となった時、様々な形で介護に関わることになる可能性は高いのです。

その時々考え、動いていくしかありません。不測の事態に備えとりあえず、心の準備だけはしておくに越したことがないと思います。

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    寄稿者

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    佐久間 理央

    POLE・STAR株式会社ディレクター
    大正大学大学院人間研究科修士課程修了(社会福祉学)。
    私立国際武道大学、社会福祉法人武蔵野療園、社会福祉法人渋谷区社会福祉協議会等を経て現在POLE・STAR株式会社を設立。
    主に福祉や生活に関する相談、コンサルティングを行っている。