介護業界に救世主登場!?
アニメや映画のヒーローの様な人型や動物型。工場で人間の代わりに商品を加工したり袋詰めしたりする装置。 これは定義上どちらも「ロボット」です。 そして、介護業界にもいよいよ「介護ロボ」の投入が始まりました。娯楽用のイメージが強い人型(または動物型)ロボットも、介護ロボとしてはかなり高評価。まだ数は少ないですが介護者の負担を軽くしてくれる装置型介護ロボの開発も進んでいます。今後ますます活躍が期待される、介護ロボたちを見てみましょう。
出典:http://robotcare.jp/
ギネス認定『世界で最も癒し効果があるアザラシロボ』パロ
「介護ロボ」のちょっと堅そうなイメージからは想像もつかない見た目。パロは可愛いアザラシのぬいぐるみかと思いきや、視覚、聴覚、触覚、運動感覚を備えたハイテクロボットです。声やしぐさに反応して、鳴いたり体をパタパタさせて感情を表現。アメリカではすでに医療機器として認定され、認知症高齢者や自閉症の子供にセラピー効果がある事が確認されています。
出典:http://www.daiwahouse.co.jp/
歌って踊れる介護ロボ・パルロはみんなの人気者!
声をかけると振り向き、あなたを見つけると近づいてくる、ヒューマノイド型介護ロボのパルロ。ただこちらの話に相槌を打つだけでなく、楽しい話題を提供して会話を膨らませてくれます。そして芸達者なパルロは、歌ったり踊ったりと場を盛り上げるのも大得意。介護施設でのレクリエーション企画がちょっと楽になりそうですから、職員さんにも嬉しいですね。
出典:http://palro.jp/
これぞ介護ロボ!施設用大型装置リショーネ!
パロやパルロは、自宅介護でも活躍できるコンパクトなセラピー型介護ロボ。ですが、施設内使用を想定して開発中のリショーネはさらに実用的な大型の介護ロボです。リショーネは、ベッドの片側だけがリクライニングしてそのまま車いすになる装置。これでベッドと車いす間の移乗がぐっと楽になります。そして身体の残存機能を活かしたい高齢者の意欲の高まりと、介護者の肉体的負担の軽減を両立。介護ロボの恩恵を余すことなく受けられそうですね。
出典:http://response.jp/
介護ロボの今後の展開は?
政府が始めた『ロボット介護機器開発・導入促進事業』によって、今後は開発側(企業)、導入側(介護施設)両方への支援が始まります。また、生活支援ロボットの国際安全規格が定められたことで介護ロボの開発や導入にさらに勢いがついてくるでしょう。本人と介護者の生活にゆとりをもたらす介護ロボ。人間の良きサポート役として本格デビューする日はそう遠くなさそうです。
出典:http://www.meti.go.jp/
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。