若年性認知症とは 〜誰もがなりうるからこそ知っておきたいこと〜

認知症 , 若年性認知症 , 障害年金 , 家族
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2016.05.16
若い人が発症する認知症、若年性認知症

若年性認知症を知っていますか?

認知症といえば高齢者に多い病気として知られています。ところが、年齢が若くても発症することがあるんです。特に65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」といいます。映画でも話題になったこの病気、どのようなものでしょうか?

どんな症状が出てくる?

若年性認知症にかかると次のような症状が見られることがあります。

  • 人や物の名前が出てこない
  • 簡単な計算の間違いが多くなる
  • 約束を忘れてしまう
  • 通い慣れた道でも迷ってしまうことがある
  • 小さなことで怒りっぽくなる
  • レジの順番待ちなどの社会的ルールが守れなくなる
  • 会話がどこか噛み合わなくなる

このように日常生活のさまざまな行動がちぐはぐになっていきます。65歳未満ということは、現役で働いている方や、子育て、親の介護など、忙しくしている方が多いと思います。こうした認知症の症状は、仕事や家庭生活といったさまざまな面に影響します。

出典:https://www.pref.chiba.lg.jp/

家族やまわりの方でこんな症状の方はいませんか?早めの受診を

認知症になるきっかけはさまざま。もし上記のような症状があれば、念のためにかかりつけ医に相談するか、認知症疾患医療センター、認知症サポート医など専門の医療機関を受診しましょう。地域によっては若年性認知症の電話無料相談も用意されています。

若年性認知症と診断されたら・・・?

若年性認知症と診断されたら、本人も家族もショックが大きいもの。ですが、家族の方はできるだけ冷静に受け止めるようにしましょう。そうすれば進行を遅らせる治療を受けたり、人生について考えたりする余裕も生まれます。
また、若年性認知症を発症する方は、家族の生活を支えている場合が多いでしょう。仕事への影響や経済面での不安も膨らみます。社会保障としては介護サービスや障害年金、医療費控除などの公的な支援が受けられますので、お住まいの自治体の窓口に相談してみましょう。住宅ローンや生命保険などの支払いが難しくなりそうなら、支払い免除の特約などが付いていないか、契約内容の確認を行っておきましょう。

早期発見・早期対応で重症化を防ぎましょう

認知症は高齢者でなくても発症することがわかりました。特に仕事を持ち家族を支えている世代が多いため、本人だけでなく家族や職場の協力が必要になります。普段から規則正しい生活習慣を心がけ、食事に気を配りながら、早期発見・早期治療を心がけることが大切です。さらに、今後に向けての備えを家族ぐるみで考えることも必要ですね。

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レモン

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。