まとめ

今注目!介護食も学べる男性向け料理教室

料理を学ぶことは、あまり家事の経験がない男性にとっても良い経験に。その上、介護に関する知識がついて介護予防もできる。今の時代に必要なことですし、素敵な取り組みですね。

男性向け料理教室

男性向け料理教室が増えています

最近、「介護食も学べる男性向け料理教室」が注目を浴び、全国各地で広がってきています。これらの料理教室は自治体が主体となって開かれているものも多く、無料で参加できるところもあります。

若い世代にとっては「介護なんてまだ先の話」と思ってしまうかもしれませんが、大事な人のために今から備えておくこともできますね。何か趣味を…と考えている人、親世代、身近な人にも紹介してみてはいかがでしょうか。ふだん介護の仕事をしている人も、自治体が介護や介護予防に対してどんな取り組みをしているのかを知ることができますよ。

料理だけでなく、栄養や体の仕組みにも注目して学ぶ「宮城県石巻市」

介護食というのは、噛む力が弱くなった方でも食べることを楽しみ、口から栄養が取れることを目指した食事のことです。

この介護食の特色に深く注目してカリキュラムを組んでいるのが、社会福祉法人旭寿会が主催する「男の介護教室」。この教室の中で、栄養に関する知識だけでなく、歯科医師を講師として食べものを飲みこむ仕組みについても知ることができます。噛む力が低下した状態を疑似体験しながら料理や介護について学べます。

出典:http://ishinomaki.kahoku.co.jp/

介護予防のために食生活の見直しもできる「北海道河東郡・上士幌町」

この町の男性向け料理教室の対象者は高齢者で、参加者の現病歴をあらかじめ確認しておくというのがポイント。参加者の健康状態に合わせて料理のメニューを考え、介護予防のために今の健康状態を見直すということから取り組んでいます。栄養士や保健師主体の介護料理教室から、参加者主体の料理教室まで発展しています。定期的に外に出て、いろんな人と交流を持てる機会は認知症の予防にもいいですよね。

出典:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/

身近な指導者で参加しやすさを実現「愛知県あま市」

愛知県あま市も、65歳以上の男性を対象に料理教室を開催。こちらで特徴的なのが、「食生活推進委員」を講師としているところです。食生活推進委員は普段地域で食生活の向上のために活動している人のこと。講師は参加者と近い年代であり、参加者と同じ目線で講義を行うことが好評を得ているようです。

また、教室が短期の開催で、開催場所も複数あるので参加しやすいです。年を重ねると歯の健康も食事をすることに大きく関わりますから、歯科衛生士による口腔ケアの指導も受けられます。

出典:http://www.ahv.pref.aichi.jp/

自治体によって色々な工夫がされています

男性向けの介護食教室を開いている自治体では、ふだん家事にあまり参加できず調理経験の少ない男性向けに、さまざまな工夫を凝らしています。開催時期や参加費などについては各自治体によって異なりますから、興味のある方は問い合わせてみてくださいね。

とんかつ

この記事の寄稿者

とんかつ

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。

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