高齢者の間で人気のスポーツといえば・・・?
高齢者のスポーツとして思い浮かべるものは一昔前ならゲートボール、ゴルフ。最近はウォーキング、ジョギング、スイミング、といったところでしょうか。いずれにしても、スポーツとはいえゆったりした動きが中心のものが人気だと思いますよね。
でもちょっと待ってください。いまどきの高齢者は結構フィジカルコンタクトの激しいスポーツを楽しむ層も増えてきているようですよ。今回はそんなアクティブな高齢者にスポットを当ててみましょう。
ラグビーにもシニア集団!
昨年のワールドカップで、子どもから大人まで人気が急上昇したラグビー。とっても激しいスポーツとして知られていますよね。
そんなハードなスポーツに取り組んでいるシニア集団がいます。その名も「どんぐりラグビークラブ」。ラグビーを生涯スポーツとしてとらえる入門的なスクールで、シニアに健康増進と生きがいを提供する場になっています。初心者でも自分のペースで少しずつ基礎から楽しめます。年代ごとの対戦もあるそうです。いくつになってもゲームの緊張感、興奮を味わいたいですものですね。
アイスホッケーに興じる高齢者もいる!?
体当たりのスポーツとして知られるアイスホッケー。なんと50~60代以上の高齢者が集まったアイスホッケーチームがあるそうですよ。ただし若い人のように身体を思い切りぶつけるということはしません。あくまで紳士的プレイに徹しているとか。
それでも氷の上ではなにがおこるかわかりません。そのため防御服をしっかり身にまとい、頭はヘルメットで守ります。氷の上をスケート靴で動くのでかなり筋力が鍛えられ、健康にもよいと好評だそうです。
出典:http://behindthejersey.com/
デイサービスでボクシング?
板橋区のデイサービス『ユアハピネス』さん。施設の中にボクシング用のリングが設置してあり、その中で高齢者が本格的なジム用のグローブやミットをつけて実際に打ち合ったりしています。利用者が座ったままでも取り組めるよう様々な工夫が凝らしてあり、なんと縄跳びまでも椅子に座ってできるようにしたのだとか。
下半身は歩行訓練によって、上半身はボクシングで鍛えれば、機能訓練としてはもってこいです。「まさか高齢者になってからボクシングができるなんて思わなかった」という利用者さんの喜びの声も聞かれるそうですよ。
まだまだ元気にスポーツを楽しむ高齢者
その他にも日本サッカー協会主催で60歳以上の方を対象にした全国シニアサッカー大会が毎年開催されるなど、シニアスポーツの幅は思った以上に広がっているようです。安全に配慮しつつも若い層には負けないほどのパワーでハードなスポーツを楽しんでおられる高齢者。これからもどんどん増えていきそうですね。
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この記事の寄稿者
もなか
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。