子育ての強い味方、ベビーシッター
「「自宅で子どもをみていてもらいたい!」そんなときに頼りになるのがベビーシッターです。急な依頼や短時間の依頼に対応してくれることも魅力のひとつ。最近では共働きの家庭が増え、地域のファミリーサポートが利用できないときの救世主としてベビーシッターの人気も高まってきました。
でも利用が増えるにつれ多くなるのが預かり時の事故。2014年には預けていた際に死亡するという痛ましい事故が起きてしまいました。そこで再発防止のため厚生労働省ではベビーシッター依頼時の留意点を発表しました。
ベビーシッターさんを依頼するときに留意すべき点
厚生労働省が発表した「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」は全部で10項目。どれも的確で、頼もしい内容になっています。
保育料の安さや手軽さだけでなく、信頼できるかどうかという視点で情報収集をしましょう。
インターネットの情報だけを頼りにするのではなく、必ず面接をしましょう。
身分証明書のコピーをもらうようにしましょう。
保育の場所が自宅以外のときは、適切な場所か確認しましょう。
保育士や認定ベビーシッターの資格を持っている方には、資格登録証を確認しましょう。
万が一の事故に備えて、保険に加入しているか確認しましょう。
預けている間も、お子さんの様子を確認するメールや電話をしましょう。
体調の急変など、緊急事態のときはすぐに連絡を受けられるようにしましょう。
保育の内容やお子さんの様子について、ベビーシッターから報告を受けましょう。
不満や疑問点は、ベビーシッターを派遣した事業者などにすぐ相談しましょう。
介護ヘルパーさんにお願いする際にも意識したい
しかし「急にお願いしたい!」というような場合には、余裕がなく、これらのチェック項目をしっかりと確認できないこともありますよね。そんな非常事態を想定して、あらかじめシッターさんやベビーシッター業者を利用してみたり、目星を付けて検討しておいてみたりすることが大切かもしれません。
ところで、この10個の留意点は訪問介護をお願いするホームヘルパーにも言えることではないでしょうか。残念ながら介護中も事故が発生しています。それを防ぐためにも、上記の留意点を把握していれば安心です。
いちばん大切なのは信頼関係
ベビーシッターさんでも、ホームヘルパーさんでも、大切なのは信頼関係です。大切な家族を預けることは信頼がなければできません。厚生労働省が発表した留意点をもとに良い方と出会い、長期にわたって信頼し合える関係になれると素敵ですね。
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この記事の寄稿者
からあげ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。