2025年問題って改めてなんだっけ?
2025年問題を知っていますか?介護のほんねニュースの読者の方なら知っている方も多いかもしれませんね。
進む高齢化、不足する介護人材。2025年問題というのは、このまま可能な施策を打ったとしても2025年頃には37.7万人の介護人材が不足するかもしれないという介護に関する社会問題です。
みなさん自身や親、祖父母、おじおばやきょうだいも、これから年を取ります。年を取れば、個人差はありますがみんなそれぞれ思うように生活しにくくなることがあります。そうした時に誰かに介護してもらうわけですが、もしかしたら介護が必要なのに受けられない介護難民で溢れかえるかもしれないのです。
気づいた頃にはもう遅い!?
2025年問題は、2025年になったらいきなり問題が顕在化するというものではありません。むしろ今のほうが介護人材不足が深刻な地域もありますし、これからじわりじわりと深刻化していく地域もあります。でもこのじわじわくるのが恐ろしいところ。「気づけば当事者になっていた」という状態で初めて問題に気づくことが多いのです。
2016年の今に「2025年を体験する」には
そんな風に誰もが問題の当事者になるかもしれないわけですが、もしちょっとでも2025年の世界を体験できたら何かが違ってくるんじゃないかと思いませんか?今のうちに2025年の様子を知ることができたら、準備できることに気づけるかもしれない。明るい気持ちで未来を迎える心構えができるかもしれない。
実はそんな2025年を体感できるイベントが、7月31日(日)に山梨県甲府市で開催されます。題して「THE Six SENSE 〜医療福祉系リアル人生ゲーム〜」。甲府は東京都心からも電車や車で2時間弱、行ってみると意外と近いと感じる方が多いはず。小学生から高齢の方まで参加できますので、ご友人やご家族を誘って参加してみると大きな気づきを得られることでしょう。
THE Six SENSE 〜医療福祉系リアル人生ゲーム〜 のご案内
<開催概要>
詳しいイベント内容、参加方法などは下記のホームページをご確認ください。
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関東 [12229]
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北海道・東北 [6915]
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東海 [4890]
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信越・北陸 [3312]
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関西 [6679]
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中国 [3581]
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四国 [2057]
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九州・沖縄 [7729]
この記事の寄稿者
横尾千歌
「介護のほんね」ディレクター。介護の用語や介護関連の仕事のこと、高齢者向けの住宅事情など、今まで縁遠かった人でも読みやすいよう図や絵とともに情報を発信します。