まとめ

妊婦さんと高齢者、優先席をゆずるなら…!?

妊婦さんや高齢者の方などが優先的に座れるように配慮された優先席。もし、ゆずれる席がひとつしかなかったら、あなたはどのように対応しますか?

優先席

妊婦さんや高齢者には座ってほしい

座っていると心地よい電車やバスのゆれも、立っていればたまにふらついてしまうことってありませんか?座っている席が優先席であるかに関わらず、妊婦さんや高齢者が電車やバスなどで立っていたら進んで席をゆずりたいもの。一見元気そうな妊婦さんや高齢者の方に対しても、席をゆずるべき理由があります。

お腹が大きな妊婦さん、転倒リスク回避の意味も

大きさと重みが日ごとに増していくお腹を抱えての妊婦生活は、なかなか大変です。大きいお腹はバランスがとりづらいもの。乗り物が揺れても転ばないように踏ん張っていると、お腹に余計な力が入って赤ちゃんに負担をかけることになります。また、中には赤ちゃんの成長に伴って貧血と診断されている妊婦さんもいます。大丈夫そうにみえても、ふとした拍子に転倒してしまう可能性が妊婦さんには潜んでいるんですね。

マタニティマークに気づいて!妊娠初期の方にこそ席をゆずろう

また、お腹が目立たない妊娠初期の妊婦さんにも、席はゆずりたいものです。妊娠初期は、赤ちゃんがお母さんから酸素や栄養素を受け取るのに必要な胎盤がしっかりと出来上がっておらず、お腹の中はまだまだ不安定。踏ん張り続けることでお腹のはりや痛みを引き起こしてしまう場合もあり、妊婦さんと赤ちゃんのどちらにも負担がかかってしまいます。

また、つわりの症状があれば、立ったまま乗り物に乗っているのはちょっとつらいところ。尊い命を宿している妊婦さんです。妊娠初期は周囲も妊婦さんとは気づきにくいですが、マタニティマークを下げている方をみかけたら、席をゆずってからだを休めるように促してあげましょう。

出典:https://medley.life/

転倒リスクは高齢者にも!

高齢者にとっても、バランスのとりにくい乗り物の中は危険と隣り合わせの空間です。加齢に伴って手足の筋力が低下していますから、思うようにからだを支えられずに転倒してしまうといったことが考えられますね。手すりやつり革をとっさにつかめなかったり、つかめてもからだを支えるだけの筋力がない場合もあるでしょう。

忘れてはならないのは、高齢者の転倒は打撲やねんざ、重症なものでは骨折を伴うケースもあるということ。高齢者の骨折は要介護生活のきっかけにもなります。誰かが席をゆずることで、目の前の高齢者がまだまだ元気に過ごせる手助けになります。

目の前に妊婦さんと高齢者・・・あなただったらどうする?

優先席に限らず、乗り物ではどちらの方にも座って過ごしてもらいたいですね。では、あなたが座っている席の前に妊婦さんと高齢者の方がそれぞれ立っていたなら。答えがあることではありませんが、あなたならどのように対応するのがよいと考えますか?

チヴェッタ

この記事の寄稿者

チヴェッタ

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。

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