父の介護を10年間。私のカイゴ回顧録 ~介護を終えて、思うこと [前編]

doppo , 親の介護 , 介護離職 , 家族
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2016.07.21
いつか介護が始まったときのことを想定する

大事なのはアンテナを張っておくこと

みなさん、こんにちは。POLE・STAR株式会社の佐久間理央です。
10年間に及ぶ父の介護を終えたとき、私が何を感じたのか。今回はそんなことを書いてみようと思います。

まず私が大切だと思ったこと。それは、“自分の人生と親の人生、そして介護について、少しアンテナを張っておくこと”です。

自分の人生と介護、どちらもうまく両立できる簡単な方法はないのだと思います。 もしそれができるとすれば、とにかく割り切ることだと思いますが、人間には感情もあり、そんなに簡単には割り切ることは難しいことです。

いつか介護が始まったときのシミュレーション

でも完全に割り切ることは難しくても、いざという時のスタンスや、自分の生き方について、そして終末を迎えるにあたり、情報を集めておくことも大切です。

親が歳を取ったとき、どのように介護をするか、兄弟姉妹や親戚はどの程度関われるのか、自分はどのように働いていくのか、郷里があるのであれば帰るのか・帰らないのか、そのタイミングは何時なのか、仕事で昇進のチャンスがあったらどうするのか、転勤は受けるのか・受けないのか等、自分のキャリアと生活と仕事のバランスをどのようにしていくのかを方向だけでも考えておいた方がいいと思います。

介護が必要になったときは目の前のことに時間がとられ、自分自身のことも含めて考える余裕がないからです。

初めは介護に関わるつもりはなかったけれど...

私自身は、親に介護が必要になっても一切関わるつもりはありませんでした。使えるサービスは公私関係なく利用するつもりでしたし、施設に入所も考える心づもりでいました。

けれど実際に父親が病気で倒れ、要介護状態となったときには、そんな想いとは裏腹に否応なくその状況に巻き込まれていきました。

<続く>

この寄稿文は全3回の連載です。

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    寄稿者

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    佐久間 理央

    POLE・STAR株式会社ディレクター
    大正大学大学院人間研究科修士課程修了(社会福祉学)。
    私立国際武道大学、社会福祉法人武蔵野療園、社会福祉法人渋谷区社会福祉協議会等を経て現在POLE・STAR株式会社を設立。
    主に福祉や生活に関する相談、コンサルティングを行っている。