まとめ

若者の悲鳴!ヤングケアラーとは?

もし学生時代に家族の介護をする必要にあったら、自分は出来ただろうか?と考えると自信がありません。 もっと、世間がヤングケアラーに注目し、支援していく体制が早く出来ることを望みます。

ヤングケアラー

増加するヤングケアラー

ヤングケアラーとは、病気や障害などをもつ両親や祖父母などの家族の介護を行っている10代~20代の若い人達のことです。少子高齢化の社会になり、子や孫に介護を頼らざるを得ないケースが増加しているようです。 2013年に行った国の調査によると、家族の介護を行っている15歳~29歳のヤングケアラーは17万人以上いるようです。
ケアの内容は、介護が必要な家族の症状により異なりますが、家事全般、入浴や排泄などの介助・兄弟の世話など様々です。若い世代が学校に通いながら、このようなケアを行うことはとても大変です。大人が介護を行う場合よりも若者が介護を行う場合には、より多くの犠牲をともなうことにもなりかねないようです。
出典:http://youngcarer.sakura.ne.jp/

ヤングケアラーの課題

そのため、ヤングケアラーには以下のような様々な課題が生じます。
①教育問題
家事などに追われ、学校に遅刻したり欠席したり、他の生徒と同様に教育を受けることが出来なくなってしまいます。
②社会生活と友人関係
進学や就職などを控えた学生時代に介護をしなければいけなくなると、社会参加の機会を失ってしまう可能性が高くなります。そのため、友人と交流を持つ機会も減少し、社会的に孤立してしまうことがあります。
③経済問題
また、両親が病気などで働くことが出来なくなってしまうと、経済的にも苦しくなってしまいます。家計を支えるために、学校に通いながらアルバイトを行うケースもあります。
④ヤングケアラー自身の問題
まだ経済的にも精神的にも自立出来ていない若い年代から、家族の介護という重大な役割を担うことになり、自分だけで様々なストレスを抱えてしまい、ヤングケアラー自身が体調を崩してしまう恐れもあります。
出典:http://re-innovation.jp/

ヤングケアラー問題を解決するには

今後、ヤングケアラーを支援する対策をしていく必要があります。
何で自分だけがこんないも大変な思いをしなければいけないの?」とヤングケアラーは誰にも相談出来ずに、孤独になりやすいです。そのため、ヤングケアラーの悩みや抱えている問題を相談出来る窓口を設置する必要があるのではないでしょうか?
また、若い世代だからこそ、ネットなどを活用し、同じ悩みを抱えているヤングケアラー達がお互いに相談し合えるコミュニティなどもあれば助かると思います。また、最近ではヤングケアラーへの注目も高まっており、セミナーやフェスなども開催され、メディアなどにも多く取り上げられるようになってきています。
出典:http://youngcarers.carersjapan.com/
coba

この記事の寄稿者

coba

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