80歳越えた現役ファッションデザイナー「老いを美しく明るく生きるために」

高齢者 , ファッション , 伊藤綾子 , ファッションデザイナー , PGファッション , AYAKO年齢不問の会 , 老友新聞
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2017.01.19

伊藤綾子さんは、日本のファッション界を牽引してきたファッションデザイナーだ。そして、80歳代の今も現役で新しい商品を生み出している。その伊藤さんが心血を注いで創ってきたのが、高齢者ための洋服だ。伊藤さんの波瀾万丈な人生を紹介しつつ、伊藤さんが作るPGファッションに込めた思いを紹介しよう。

伊藤綾子さん 伊藤綾子さん

山梨県生まれ。文化女子短大卒業後、研究所を経てフリーランスのデザイナーに。1995年、通産大臣賞受賞(通気性のすぐれたレインコートで)。『アヤコ年齢不問のPGファッション物語』(産経新聞出版)はじめ著書多数。

伊藤綾子さんの「哲学」

1970年代、当時大学新卒男子の初任給は10万円に満たないほど。そんな時代にファッションデザイナー伊藤綾子さんは、英国の高齢者の様子を視察するためヨーロッパに渡った。

「銀行から70万円程の費用を借り、5歳と2歳の息子を日本に残して命がけの決心で旅立ちました。当時の日本の高齢者は、グレーやベージュの衣服を着、控えめな生活をしていました。でも、英国のお婆ちゃんたちは小花模様の綺麗なワンピースを着、帽子を被って日常を過ごしていたのです」

帰国後、伊藤さんは新しいブランドを創設する。「人生を生きぬいてこられたお婆ちゃんには、「美しい」というより「可愛らしい」という言葉がぴったりだと私は考えました。そしてプリティ・グランドマザー(PrettyGrandmother=可愛いおばあちゃん)のPとGを取り、『PGブランド』を立ち上げたのです」

PGファッションのポリシーの柱は、

  • 1.明るい可愛らしい色
  • 2.小花模様
  • 3.体型をカバーして着やすい
  • 4.ロマンチックなデザイン
  • 5.肌にやさしい素材
  • 6.装身具をたくさんつける
  • である。

    そして横軸はこの3つだ。

  • 1.ノン・エイジ(暦年齢は気にしない)
  • 2.ノン・サイズ(既成のサイズに支配されない)
  • 3.ノン・チェック(他人の意見に自分を合わせるのではなく、本当に自分が着たい服を着る)
  • 「ファッションは、明るく元気に生きるためのものです。どんなに年をとっても、素敵な服を着て時には緊張感をもつことも大切。何を着ようかと好奇心も生まれますよね。洋服に限らず啓蒙啓発に繋がるでしょう」

    2002年には、英国ロンドンのブルガリア大使館ホールで日英素人高齢者モデルによるPGブランドのファッションショーも開催。「日本女性のアイデンティティは確立している」と、このショーはヨーロッパやアメリカ、インドなどで大変な話題となった。

    AYAKO年齢不問の会 ―『AYAKO年齢不問の会』の親睦会でもファッションショーを開催。伊藤さんの募集に応募した素人のお婆ちゃんモデルが大活躍する

    「年齢不問の会」各地でショーを開催

    このショーをきっかけに『AYAKO年齢不問の会』が誕生する。

    記事の続きは日本老友新聞にてご覧いただけます。
    http://www.ro-yu.com/news/royushinbunsya/1666.html/

    老友新聞社 ro-yu.com

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