まとめ

軽度認知障害の早期発見が認知症への進行防止のカギ!

見逃されがちな認知症の初期症状。そして、それよりさらに見逃しがちなのが軽度認知障害。この2つの違い、知ってますか?

軽度認知障害

軽度認知障害(MCI)って何?

「認知機能(記憶、決定、理由づけ、実行など)のうち1つの機能に問題が生じているが、日常生活には支障がない状態(『認知症ネット』より)」。 これが認知症の一歩手前の段階、軽度認知障害(MCI)という状態です。 この軽度認知障害は認知症と違って日常生活には支障がほぼないのが特徴。だからこそ、本人も周りも気づくことができないまま認知症に進行してしまうケースが少なくないのです。

軽度認知障害=認知症へ進行、とは限らない

ですが、軽度認知障害と診断された方全員が認知症になっている訳でもありません。軽度認知症を発症した場合、5年後に認知症へ移行する割合は約50%。つまり半数の方が「認知機能の改善」と「認知症への移行を食い止める」ことが可能なのが軽度認知障害です。
まずは病院で軽度認知障害の診断を受け、認知機能回復訓練を行っていくことになります。ここで行われる訓練は、軽度認知障害で特に衰えが見られる「エピソード記憶」「注意分割機能」「思考力(行動管理能力)」の3点。とにかく軽度認知障害は、早期に発見して早期に治療に踏み切ることが重要です。
出典:https://info.ninchisho.net/

軽度認知障害を早く発見するためには?

  • 1.記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
  • 2.日常生活動作は正常
  • 3.全般的認知機能は正常
  • 4.年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
  • 5.認知症ではない

  • 日常生活に支障がない軽度認知障害は、まず記憶障害の出始めを見逃さないのが早期発見のポイント。
    とは言っても、年齢を重ねれば誰しも自然に記憶力は低下していくもの。どこまでが正常で、どこからが要注意なのかががちょっと分かりづらいですよね。一般的には「何を食べたのか忘れるのが物忘れ」で、「食べたこと自体を忘れるのは認知機能の低下」と言われています。ですがもし軽度認知障害の場合は、本人が忘れていること体に気付けないかも知れません。
    こうなってきたらやっぱり頼りになるのは身近にいる家族。最近何か変わった様子がないか、と見逃さないためにも普段からしっかり気を付けておく必要があります。
    出典:https://info.ninchisho.net/

    迷ったら早めの受診は基本

    ひとまず認知症簡易スケールでセルフチェックという方法もありますが、きちんとした診断はもちろん医師にしかできません。自分や家族のため、勇気を持って受診してみましょう。
    出典:https://info.ninchisho.net/
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