利用者にとって最も頼りになる存在、ケアマネージャー
介護の世界ではおなじみのケアマネージャーさん。ケアプラン作成や各サービスとの調整、橋渡しだけでなく、利用者と家族の精神面でのサポートまでこなしています。そしてその職務上利用者やその家族の生活環境について深く知る機会が多い彼(彼女)達は、本来の仕事の範疇を超えて(?)色々な相談を受けているようです。
出典:http://careergarden.jp/
ケアマネージャーに終活相談!?
『ケアマネジメントオンライン』と『Yahoo!エンディング』の共同調査によると、利用者から「終活」相談を受けた事のあるケアマネージャーは2人に1人、だそうです。今までケアプランの作成を通して家庭環境や金銭面の事情をある程度理解し、把握してくれているケアマネージャー。葬儀の流れや遺言の作り方などわからないことだらけの利用者にとって、最も身近で頼れる存在なのでしょう。その相談内容は「葬儀」や「成年後見人」「遺言」など、多岐にわたります。 相談のタイミングは「入院が決まった時」や「介護度が上がった」という何かの転機が訪れた時。また、日常の面談の場で利用者の子供から相談を受ける事も少なくありません。
出典:http://www.caremanagement.jp/
親身に終活相談に応じるケアマネージャーは多い!
自分に信頼を寄せて終活相談をしてくれた利用者さんですが、ケアマネージャーにとっては正直専門外と言う事もあります。そんな時はどういう対応をしているのでしょうか。この場合、半数以上のケアマネージャーが「自分でできる限り相談に乗る」んだとか。一般論や自分の知っている範囲内で話すように心がけているそうです。場合によっては外部サービスや専門家を紹介する事もありますが、これもまた利用者にとっては心強いでしょうね。
出典:http://www.caremanagement.jp/
終活後も利用者と関わるケアマネージャーたち
利用者が介護生活をスタートした時から、ケアプランの作成や定期的なケアプランの見直し、家族へのサポート、場合によっては終活相談まで行っていたケアマネージャー。担当する利用者が最期を迎えた時、それは自分の役割が終わる時、とも言えます。ですが、実に7割のケアマネージャーが「利用者の葬儀に参列したことがある」と答えています。これからわかるのは、多くのケアマネージャーが利用者を、ただの仕事相手としてではなく1人の人間として見ているという事。だからこそ彼らは利用者や家族から厚い信頼を寄せられ、いろいろな相談を受けているのでしょうね。
出典:http://www.caremanagement.jp/
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。