なぜ、和光市の高齢者は元気なのか?

地域交流 , 和光市 , カジノ
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2015.01.22
和光市

「要介護認定率」で地域の高齢者の元気度が分かる!

介護を必要とする人がどれくらいいるか、という割合を示す要介護認定率。この数字は、単純に高齢化の進んだ地域で高くなる訳ではありません。
例えば、高齢者の中でも特に年齢の高い後期高齢者の割合や、介護予防活動の取り組みなど地域の実情も関係してくるようです。(「社会保障制度改革推進本部」資料より )
そして全国的にこの数字が上昇し始めた平成13年以降から、ほぼ同水準を保っているのが埼玉県和光市。和光市もいったん数字が上昇傾向にありましたがその後回復を見せ、全国平均を大きく下回る10%台を現在もキープしています。 そんな和光市では、ずいぶんユニークな取り組みが行われているようですよ!

元医師の市長が作った「高齢者が出歩きたくなる街・和光市」

高齢者の骨折や病後の衰弱が原因で、そのまま要介護状態になるケースは少なくありません。普段からあまり体を動かさない生活を送っていると、ますますそのリスクは高くなります。
そこで和光市が積極的に取り組んでいる介護予防は、「とにかく高齢者に出歩いてもらう」こと。
そのために、市内のあちこちに「出歩きたくなる」小規模な施設をたくさん用意しました。そこではお年寄りが談笑しながらマシーンでトレーニングをしたり、リハビリ体操をしたり。料理教室や小物づくり教室なんて、カルチャー教室感覚で通えますよね。そしてこういった活動に消極的な男性を呼び込むために、本格的なカジノを導入している所も!また、学校の空き教室を利用して時々開催される喫茶サロンも高齢者同士の交流の場として好評のようです。
人によってはリハビリよりカジノやおしゃべりが目当てと言う方もいるでしょう。でも、動機はなんにせよ、「介護予防のために出歩いてほしい」という市の期待通りの結果になっています。もちろん、それぞれの場所で看護師や栄養士から専門的なアドバイスを受けられるのも介護予防に一役買っています。
出典:http://toyokeizai.net/

和光市に続け!高齢者の介護予防はとにかく出歩くこと!

この取り組みが始まった当初、「トレーニングの強制だ」「介護サービスを使わせたくないだけか」など、一部住民からの反発もありました。ですが、実際に目に見えて要介護認定率が下がり始めてからはそう言った声は少なくなってきたそうです。 そして今では、ぜひそれを自分達の目で見てみたい、と全国の自治体からの視察がひっきりなしに訪れています。
この和光市の取り組みは自治体レベルで考えれば規模の大きい物ですが、考え方自体はいたって単純。いつまでも元気でいてほしい高齢者をとにかく外へ連れ出す事です。私たちの身の回りでも、さっそく実行できることがあるかもしれません。
出典:http://www.mhlw.go.jp/
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ポッポ

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。