まとめ

高齢者の逆走事故が増加中!

最近、時々ニュースで見かけるようになった高速道路の逆走事故。残念ながらその過半数は高齢ドライバーによるものなんです。致死率の特に高いこの危険な事故を減らすためには?

逆走事故

高齢ドライバーの逆走事故が増えている

交通事故の中でも重大事故につながりやすいのが、高速道路での事故。 中でも、平成2年から増加の一途をたどっている逆走事故は致死率10%。高速道路上で起こる事故の中でも特に致死率が高くなっています。そして昨年度中(11月末まで)に起きた事故21件中、半分以上は高齢ドライバーによるものでした。近頃問題視されているのは、この高齢ドライバーによる逆走事故の増加なのです。
出典:http://www.nikkei.com/

逆走事故はどうやって起きる?

SAやPAから出る時に看板を見間違って入口から出てしまう、という単純ミスで逆走してしまうケースもあります。ですが、「降りるべきICを間違った」「分岐が複雑な場所で進行方向を間違った」時に、意図的にUターンして逆走するというケースも少なくありません。また、追い越し車線を反対車線と勘違いして、本線走行中に突然Uターンして逆走を始めるドライバーもいます。
出典:http://www.nikkei.com/

高齢者がこの逆走事故を起こしやすいのは何故?

交通事故総合分析センター(ITARADA)によると、高齢者の逆走事故のほぼ全てが「何らかの疾患(認知症等)のため」、「高速道路の利用方法が分からなかった」のどちらかに当てはまっていました。年を取ると車の運転に必要な認知機能や判断力、身体機能が衰えてきます。降りるICを間違えてしまった時、普通なら「1つ先のICで降りて・・・」と考えますよね。それは、その方法が最も安全だと判断できるから。ですが、判断力が衰えた高齢者はここで誤った選択をしてしまう事があり、それが逆走事故につながっているのです。
中には、看板に書かれた交通ルールに従って走行する事が難しいレベルの方もいるのです。
出典:http://www.koutsujikosos.com/

高齢者の逆走事故を減らすためには?

今、高齢者の免許自主返納を呼びかける動きが盛んになってきています。現在、75歳以上の方には免許更新前の予備調査が義務付けられていますが、次の更新までの期間や75歳未満でも認知症を発症する場合があり、多くの「予備軍」がこれをすり抜け、今日もハンドルを握っているのです。そんな高齢ドライバーが重大事故を起こせば、自身だけでなく家族や知人を巻き込んでしまいます。
運転し続ける勇気がある高齢者の方なら、きっと運転を卒業する勇気も持っているはず。生活のために車が必要という人も多いかもしれませんが、各自治体は、宅配・公共交通機関割引などのさまざまな特典を用意して自主返納を呼びかけていますので、身近に高齢ドライバーさんがいたら教えてあげてください。ただ「危ないから」「年だから」ではなく、「免許を返納する事で得るメリットもある」事をしっかり伝えましょう。
出典:http://www.police.pref.chiba.jp/
ポッポ

この記事の寄稿者

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