冬は、寒さも心臓への負担も厳しい季節!
1月下旬から2月は一年でもっとも寒さが厳しくなる季節といわれています。朝晩の冷え込みもますますツラくなるこの時期は、急な血圧の変動や心臓への負担などに注意が必要です。心臓への負担が多くなると、深刻な心臓病が高齢者に多く起こります。そんな、寒い冬の時期にかかりやすい心臓病の予防方法などをお伝えしていきます。
出典:http://www.koseikan.jp/
寒暖の差で心筋梗塞が多発!
高齢者が冬に多く発症することが多い病気のひとつに、心筋梗塞があります。心筋梗塞は、心臓を動かす筋肉(心筋)に血液を送る働きをする冠動脈がつまってしまい、そこに血液のかたまりが出来たりすることで、心臓に十分な血液を送ることができなくなり、心臓の一部が壊死してしまう恐ろしい病気です。この心筋梗塞が発症する原因の一つに、「血管の収縮」があります。暖房で温められた室内から、寒い屋外に出ると、急激な温度変化から血管が収縮し血圧が上昇するなどの症状が起きやすくなります。これらは、心臓の病気を引き起こす要因にもなります。冬は外出する際には十分な注意が必要ですね。
出典:http://www.koseikan.jp/
朝のウォーキングに要注意!
それでは、血管が詰まってしまうおそれを回避するにはどうすれば良いのでしょうか?基本的な対策としては、まず防寒をすること。外出する際には必ずマフラーや手袋、風を通しにくいコートなどを着用し、体温が急激に低下しないように注意してください。また、朝の散歩やウォーキングを日課にしている方は、冬の間だけでも温度の低い朝の外出は出来るだけ避けて、気温が上昇する日中に行うことをおススメします。室内においても、浴室から脱衣所へ出た際に、体温が急に下がってしまい血管が収縮する原因にもなりますので、浴室と脱衣所の温度差を極力無くすような工夫も必要です。
出典:http://www.koseikan.jp/
アルコールのとりすぎは、心臓の病気への導火線!
寒くなると温かい鍋料理などを楽しみながら熱燗で一杯、なんて機会も多くなりますね。この、冬のちょっとした楽しみも、心筋梗塞を発症するもう一つの要因となります。アルコールを過剰にとりすぎることで、血流の流れが速くなり心臓への負担も大きく、血管内に血液のかたまりができやすくなります。そのかたまりが血管を詰まらせ、心筋梗塞を発症する大きな原因になります。体を温める程度にアルコールを摂るくらいであれば問題ないですが、特に血圧が上がりやすい方や、コレステロール値の高い方などはアルコールはほどほどにしておいた方が、病気の予防になります。
出典:http://www.koseikan.jp/
老人ホーム・介護施設を探す
-
関東 [12230]
-
北海道・東北 [6915]
-
東海 [4888]
-
信越・北陸 [3312]
-
関西 [6679]
-
中国 [3581]
-
四国 [2057]
-
九州・沖縄 [7730]
この記事の寄稿者
ころんば
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。