遠方の家族の介護。どうしたらいい?【プロが答える介護のあれこれ】

在宅介護 , 親の介護 , 遠距離介護 , 介護帰省割引
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2015.01.27
遠方の家族の介護

ご相談者のお悩み

現在は元気な80過ぎの祖母は、将来的に介護が必要になってもずっと自宅に住んでいたいと言います。しかし、祖母は一人暮らしをしており、家族は全員遠方に住んでいるため祖母宅で介護するのは難しそうです。なるべく祖母の希望を叶えつつ、家族にとっても苦しくない形で介護する方法はありますか?(東京都/20代/女性)

プロの答え:遠距離での在宅介護か移り住みか。介護帰省割引の利用も

あまりにもご家族とご本人様のお住まいが遠方で、施設で何かあってもすぐに自宅に戻れないような場合などは、ご家族やご本人様が安心できる方法を考える必要があります。ご家族以外にも、緊急時に連絡ができるご親戚や仲の良い知人の方などが近くにいらっしゃる、などの条件があれば安心ですが、もしそのような方々がいないのであれば、移り住みということを視野に入れなければなりません。ご家族が遠距離介護をすることは、体力的にも経済的にも余裕がないと継続することは困難だということを念頭に考える必要があります。

遠距離での在宅介護が無理だということであれば、ご本人様ご家族様がしっかりと話し合って、引っ越しをしてご家族と同居するのか、もしご家族との同居でご本人が気遣いをするようであればご家族の近くの介護施設に移り住みをするのか、という選択も必要だと思います。

参考までに、各航空会社は介護帰省割引というパスを発行しております。私も過去に親の遠距離介護を行っていた際に、航空会社の介護帰省割引制度を利用していました。所定の書類を用意し申請すれば利用可能です。

参考
  • JAL(日本航空):介護帰省割引
  • ANA(全日空):介護割引
  • スターフライヤー:介護割引運賃
  • ソラシドエア:介護特別割引

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    寄稿者

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    田中宏信

    (株)エイジプラス 東京支社長兼関東有料老人ホーム紹介センター主任相談員。介護施設の紹介業をしつつ、プライベートでは全国の被災地へ出かけてボランティアをしてます。