音楽業界から介護の道へ 介護未経験者が介護に興味を持った理由 - Tell mee times vol.03より

Tell mee times , 介護職
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2015.02.26
畠山謙悟さん ―介護士 畠山謙悟さん
Profile
大学卒業後、バンドを結成。精力的にライブをし、CDを計4枚リリース。
NIRVANAのトリビュートアルバムに参加。
1番好きなバンドはTHE CLASH。
現在介護施設で働きながら介護福祉士の資格獲得のため勉強中。

自身もバンド経験者でありながら、レコード会社でアーテイストのマネージャー、という音楽漬けの日々から一転。
転職をキッカケに介護業界へ。全くちがう職種からなぜ、「介護」だったのか。
都内の特別養護老人ホームで介護職員として働く畠山謙悟さんにインタピューをしました。

日常生活に戻してくれるこの人たち・・・凄い。

―現職・介護職員をはじめてどれくらいですか?
2014年の3月から1ヶ月間ボランティアをさせていただき、4月から正式に働き始めました。

―介護職員になる前はどんな仕事をしていましたか?
レコード会社でいわゆる「アーティストマネージャー」をしてました。世話を焼くのも焼かれるのも両方好きですね。青森県と宮崎県以外全部行きました!(笑)

―音楽業界から、なぜ全く違う職種の介護業界に転職を決めたのですか?
まず、1つキッカケのキッカケみたいなもので29歳のとき大きな事故にあって足を骨折し、半年間入院、治療をしていたことがありました。そのとき全ての面倒を見てくれる介護士さんの存在ってすごく助かるなと。日常生活に戻してくれるこの人たち・・・凄いって。あともう1つの理由が、2年前に子どもが生まれたんですけど、マネージャー業務って休みが本当に少ないんですよ。仕事を変えるにしても同業種ではないなと考え、昔のことも思い返したら、介護業界のことを考えました。

「最近のお気に入りは畠山さん」

―介護士のやりがいは?
介護って専門的なことを学んだ分だけすぐ活かせるし、努力した分だけ誰かのためにも、自分にも活かせるところです。

―実際働いてから印象に残っていることはありますか?
結構いくつもありますね。全く未経験の無資格で飛び込んでいったので。
最近、休み明けに施設に行ったら、利用者さんが名札を見て「畠山さんってあなた?」と聞かれたんです。「そうですよ」と言ったらその利用者さんは「ロビーで集まっているおばあちゃんたちが、最近のお気に入りは畠山さんて昨日言ってたわよ」と言われて、テンションがあがりました(笑)

―逆に、難しかったことはありますか?
最初は覚える事もとにかく多くて業務に追われながら利用者さんとコミュニケーションを取る余裕もなかなかなかったんですが、今では利用者さんの特徴やコミュニケーションを取るタイミングも掴めてきました。

家族皆の表情が明るくなりました。

―介護未経験者に一言お願いします。
現場にもよるのかもしれないんですけど、今の職場は変に駆け引きがないんです。職員がみんなポジティブで活気が溢れているから裏表がないんです。質問を投げると倍になって答えが返ってくる。
あと、僕の場合ですが、転職してよかったなって思うことは自分の時間がしっかりとれること。シフト制で夜勤もありますが、休みはしっかりとれるんで、家族皆の表情が明るくなりました(笑)。もう少ししたらバンドの方も、少しずつまたやっていこうと思ってます。介護業界のイメージって堅いかもしれないんですけど、そんなことはないし、世間のイメージとのギャップが少しでもなくなったら良いですね!

Tell mee times このインタビューが掲載されているフリーペーパー「Tell mee times vol.03」はギャラリーやショップなど各地で無料配布中!
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この記事は、Tell mee times vol.03 の内容をWeb向けにアレンジしてお送りしています
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寄稿者

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西山美耶/MIYA NISHIYAMA

福岡県福岡市出身
株式会社「マッシュスタイルラボ」にてブランド「gelato pique」の管理職を勤める。
退社後、フリーのアートディレクターとして雑誌のエディトリアルデザインから空間デザインまで幅広く手がける。
新介護メディア「Tell mee times」編集長

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