認知症は高齢者だけの病気じゃない!
若年性アルツハイマーとは、64歳以下で発症するアルツハイマー型の認知症のことです。一般的に認知症といえば高齢者の病気というイメージですが、若くして認知症になる若年性アルツハイマーの患者も現在10万人ほどいるのではと言われています
「若年性アルツハイマー」と65歳以上で発症する「アルツハイマー型認知症」には、どんな違いが見られるのでしょうか。
出典:http://topic.takedahp.jp/
若年性アルツハイマーの特徴って?
65歳以上で起こるアルツハイマー型認知症と違い、若年性アルツハイマーは「若年期」に発症します。若年期とはいっても20代や30代で発症することはごくまれで、実際には40代以上の患者さんがほとんどです。 それでは、アルツハイマー型認知症と比べて特徴的だとされる点を見てみましょう。また、アルツハイマー型認知症は加齢とともにそのリスクが上がっていきますが、若年性アルツハイマーはもともと持っている遺伝子に影響されるところが大きいようです。親族にアルツハイマー型認知症の人がいる場合は、少しリスクが高いといえそうですね。
出典:http://kaigo.moo.jp/
大切なのは若年性アルツハイマーの初期症状を見逃さないこと!
若年性アルツハイマーは早期発見で進行を遅らせ、症状を軽くすることもできます。ですが「まだそんな年じゃないから」という本人や家族が思い込んでしまうと、初期症状を見逃してしまうかも知れません。遺伝的な原因で特にリスクが高いと思われる人は、早めに認知症予防対策(頭や体の運動)を始め、認知症に対する知識も身につけておきましょう。若年性アルツハイマーの症状や進行は人によって違います。全ての人がうつ症状で始まるわけでもありませんし、暴力的になるわけではありません。ですが、働き盛りの40代や50代が若年性アルツハイマーになれば本人の焦りやいらだちは想像を絶するものがあります。そんないらだちが時には行動になって現れてしまうこともあるでしょう。そんな時、周りにいる友人や家族の理解と協力もまた、有効な治療法であるということを覚えておいてください。
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。