まとめ

劇場型に上京型!?近頃の高齢者を狙う詐欺の手口

自分は大丈夫と思い込んでいませんか?手口はどんどん巧妙化していますよ。事前に対策を立てておきましょう!

詐欺

増え続けている高齢者を狙う詐欺

オレオレ詐欺振り込め詐欺という言葉が広まったことでよく知られるようになった高齢者を狙う詐欺。しかし、詐欺の手口も巧妙になり、高齢者の被害件数は未だに増加し続けています。
警察庁の発表によると、警察が把握している件数は、平成22年の6,888件から平成25年には11,988件に増加。被害総額も、平成22年の約112億円から平成25年の約489億円にまで増加しています。
出典:http://www.gov-online.go.jp/

近頃の詐欺の手口とは?

  • 家族を装う電話による振り込め詐欺
  • 高齢者を狙った詐欺の中でもやはり一番多いのが、いわゆるオレオレ詐欺などの電話を使った詐欺です。家族をよそおい、「事故を起こしたからこの口座に至急お金を振り込んで」などと電話をかけてくるもの。広く知られるようになってきてもまだ、たくさんの方が被害に遭っています。

  • 警察官や弁護士などの人物を演じ分ける「劇場型」
  • 最近では「劇場型」と呼ばれる手口が増加しています。「劇場型」とは、複数の人物が警察官や弁護士などの人物を演じ分け、お金を振り込ませようとしてくる手口。警察官や弁護士などと言われるとつい信用してしまいがちですよね。ほかにも、金融庁や消費生活センターなどの公的機関の名を名乗って、巧妙なストーリーを立ててだまそうとしてきます。実際に、高齢者だけではなく、若者でも詐欺に遭ってしまうケースが増加しているようです。

  • もはや振り込みではなく手渡し!?「上京型」
  • 「振り込め詐欺」という言葉が定着したおかげで、振り込みを要求してくるものだけに気をつければいいと思っている人もいるかもしれません。最近出てきたのが、地方から電話で上京させて現金を手渡しさせる「上京型」というものです。つい先日も、羽田空港まで現金を持って上京してきた方に空港職員の方が声を掛け、被害を寸前で食い止めたケースがありました。

    詐欺に遭わないための防止策

    では、このように新しい手口が次々と出てくる詐欺にどう対処すべきでしょうか?
    高齢者の一人暮らしなどを狙って電話をかけてくる手口が多いようです。そんな時は、自分だけで判断しようとせずに、まずは家族や周りの人に相談しましょう。
    そして、このような電話がかかってきた場合にはどう対処するか家族で事前に話し合っておくことが重要です。ときどき連絡して、詐欺に遭っていないか確認することも大切です。
    また、最近では振り込め詐欺対策用の電話も発売される予定です。事前登録していない電話番号から電話がかかってくると、赤いランプが点灯し、注意を促してくれます。電話がつながると自動音声で電話内容を録音することを相手に伝え、名前を名乗るように伝えてくれるため、詐欺防止につながります。
    とはいえ、詐欺の手口はどんどん変わるもの。どこまで対策すれば絶対に安心ということはないので、お金を求める話が出てきたらすぐ周囲に相談することを心がけておきましょう。
    出典:http://www.xanthous.jp/
    coba

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    coba

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