自分の老後に備えるマネープラン ~その2~

老後資金 , 年金
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2015.03.17
老後に備えるマネープラン
3回に渡ってマネープランについて解説します
年金はいくらもらえる?「自分の老後に備えるマネープラン ~その1~
老後にはいくら必要?「自分の老後に備えるマネープラン ~その2~」
どうやって貯める?「自分の老後に備えるマネープラン ~その3~

老後の備えの基礎になるのが年金。
その年金がどのくらい受け取れるのかが分かったら、次に老後30年間に必要なお金のシミュレーションをしてみましょう。

収入としては、年金、退職金、その他収入、個人年金等があります。支出としては、生活費、住居費、趣味娯楽費、交際費等があります。

さらに生活費を細かく見てみると、食費・家賃・水道光熱費・交通費・通信費・保険医療費・被服費等に分けることができます。人によっては教育費や車両維持費、ペットにかかる費用なども計上しなければならない方もいるでしょう。
生活費には節約できるものできないもの老後になるとかえって増えるものの三種類があります。

食費、被服費、通信費、交通費は節約できます。住居費、光熱費はそれほど節約できず医療費は大きく増えてしまうことを織り込んでおきましょう。
また新たに発生する可能性があるのが、自分の介護に関わる費用。いくら介護保険があると言っても、かかる費用全てを賄うことはできません。また今後要介護者の増加により、支給条件が厳しくなっていくことは充分に考えられます。
医療費や介護に関わる費用は、それがいつまで続くのかで大きく変わってきます。私がお会いした方々のケースをいくつかご紹介しますので、参考になさってみてください。

ケース1 85歳女性、脳卒中にて入院。退院後要介護度4の認定

  • 入院期間が2カ月程で個室。費用負担が月20万円程
  • 退院後の介護サービスの自己負担利用料4万5千円 / 月
  • (脳卒中の場合、リハビリを行って在宅介護への復帰を目指すことが多いので、介護老人保健施設を活用するケースが多くなります)

    ケース2 90歳女性、独居、認知症で要介護度2

  • 近所に子供が住んでいるため、なんとか一人暮らしが出来ている。
  • 週3回デイサービスを活用し、訪問介護も利用。介護サービス自己負担利用料2万円 / 月
  • 家族は一人暮らしをさせておくことに限界を感じていたため、施設入居を検討。
  • 結果的に特別養護老人ホームの入居に時間がかかりそうなので、入居金の安い有料老人ホームを選択。

    ケース3 84歳女性、独居、軽度の認知症、杖歩行で要介護度1

  • まだまだご自身で何でも出来きる方ですが、癲癇(てんかん)の持病をお持ち。ご家族が遠方の為フォローが出来ない状態。
  • 介護サービス自己負担自己負担料1万5千円 / 月
  • 子供達は同居が難しいと考えており、将来的には施設入居させたい希望を持。都内に自己所有のマンションがあり、売却して有料老人ホームの入居金とその後の必要費に充てられてはとご提案しました。

    これらを参考に、まずは自分にとって必要と思われる老後30年間の費用、得られる収入を計算。

    【収入+現在の貯蓄額-支出=不足する老後の必要額】

    の式に当てはめて計算してみます。
    答えとして出た数字が、新たに貯めるべき金額になります。


  • 「ひとりを楽しむ」アラフォー・40代独身女性のポータルサイト【doppo】
  • 自分の老後&介護に備えるお金の話
  • この記事は、doppo の内容をアレンジしてお送りしています
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    寄稿者

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    吉田 要

    獨協大学経済学部経営学科卒業 ファイナンシャルプランナー(AFP)
    平成25年6月より介護マネーに特化したファイナンシャルプランナー事務所 レイズコンサルティング株式会社を開設。また東京都江東区内にてデイサービスホーム(通所介護施設)も運営し、実際の介護の現場にて多くの高齢者の方々の 介護援助も行っている。

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