病院食の移り変わり
かつての病院食は栄養価優先で、味や見た目が二の次にされていました。病院によって差はあるものの、「美味しくない」と感じた人も多いのではないでしょうか。ですが、最近では「食事は医療の一環」という考え方が浸透し、病院食のあり方にも変化が。病院食は患者の体力を快復させてくれる大切なもの。温かく、おいしい食事を食べることが、快復を早めることにもつながっています。
中には豪華な病院食が評判の病院も!いくつかご紹介しましょう。
外観も食事も高級ホテルみたい!聖路加国際病院
病室が全室個室の聖路加国際病院。通常の病院食も十分おいしそうです。特別食には別途料金がかかりますが、その内容たるや高級レストラン顔負けの豪華さです。特別食は前日15時までの予約が必要ですので、ご注意くださいね。
出典:http://hospital.luke.ac.jp/
超豪華!病院だけどフレンチが出る!?四谷メディカルキューブ
こちらも全室個室の四谷メディカルキューブ。女性専用フロアや院内レストランも備えており、まさに至れり尽くせりです。日本初、有名フランス料理シェフと病院給食の業務指導契約を結び、フランス料理の病院食を味わうことができます。
出典:http://www.mcube.jp/
出産の感動に幸福感をさらにプラス!水口病院
水口病院では、出産記念としてディナーのサービスがあります。退院前に家族一緒にフルコースのディナーをというもので、その名も「セレブレーションディナー」。ほかに入院中のサービスとして、高級食器を使ったアフタヌーンティーも。
退院したくなくなりそうですね。
出典:http://www.mizuguchi-hospital.jp/
普通の病院はどうなの?
病院食の変化は特別な病院だけに限りません。私たちになじみが深い国立・公立の病院でも病院食への取り組みは始まっています。食べること自体を診療と考え、病院のさまざまなチーム医療に栄養士が入るようにもなりました。
私自身、昨年20年ぶりに入院した病院で食事がおいしくなっていることに驚きました。おいしい病院食は回復への大きな力となっています。
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。