ご相談者のお悩み
遠慮せずに伝えてOK
結論から申し上げると、配食サービスの会社を変更するのは何ら問題ありません。おそらくケアマネジャーさんは、配食サービスを希望されているほかの利用者さんにもその会社を勧められていると思いますが、特にケアマネジャーさんのケアプランに影響を及ぼすものでもないので、気になるようであれば一言お伝えして配食会社を変えられても良いと思いますよ。
基本的にケアマネジャーさんが配食会社からリベートなどを受け取ることは倫理規定に違反しますし、おそらくそのようなご相談を受けられて、ケアマネジャーさんとしてもご自身の知ってる範囲で配食会社を ご紹介されたのだと思います。
私どもにご相談をいただく方でも、やはり同じ配食会社を長く使っていると料理のメニューや味に飽きてしまってどこかほかのお弁当(配食)サービスを行っているところを紹介してほしい、という方がいらっしゃいます。
インターネットなどで検索すれば、今はさまざまな配食サービスを行っているところもありますので、利用される方のお住まいに配達エリアがある配食サービス会社をいくつかリストとしてお持ちになり、定期的に配食サービス会社を変更することも「食事をすること」に対して積極的に興味を持っていただく秘訣だと思います。
年齢を重ねるごとに食べる量は減りますが、生活する上では少ない楽しみである「食事をする楽しみ」を持っていただくことも高齢者の皆様にお元気にお暮らしいただく秘訣だと思います。
最近では、毎日お弁当を届けてくれる配食サービスのほかにも、さまざまな冷凍弁当を配達しご自身のご都合に合わせて食べていただくようなサービスもあります。
以前私も試食したことがありますが、各社さまざまな工夫を凝らしており、最近の冷凍弁当などもとても美味しいメニューがあったりします。
参考までに当社では、配食サービスを行っている会社をご紹介できるサイトを運営しております。一部サービスがご提供できない地域もございますが、郵便番号をご入力いただければ、その地域に配達が可能な配食サービス会社をご紹介できますのでご参考までにご覧になってください。
老人ホーム紹介センターの主任相談員を務め、ご両親の介護経験もある経験豊富なプロがみなさまのお悩みにお答えします。ご希望の方は、Facebookページへのメッセージ、Twitterのメッセージなどで運営までお寄せください。
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この記事の寄稿者
田中宏信
(株)エイジプラス 東京支社長兼関東有料老人ホーム紹介センター主任相談員。介護施設の紹介業をしつつ、プライベートでは全国の被災地へ出かけてボランティアをしてます。