植物の力で認知症ケア♪園芸療法とは

認知症予防 , 園芸療法
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2015.03.24
園芸療法

園芸療法とは?

園芸療法とは、花と緑で人を癒す作業療法の一つ。植物や身近な自然とのかかわりを通して、健康な心と体、そして社会生活を目指すものです。専門的な知識と技術を学んだ園芸療法士によって行われることも増えてきました。
植物を育てる園芸は五感を使うため、心や体にとっていい刺激となります。園芸療法は、その要素を活かすことで少しでも健康をとり戻したりキープしたりする療法なのです。
出典:http://www.awaji.ac.jp/

どんな効果があるの?

では、園芸療法にはどんな効果があるのでしょうか?

  • 身体的な効果
  • 体全体を動かすことで、バランスよくリハビリできる。

  • 精神的な効果
  • 植物を育てることで責任感を養い、喜びを感じ、精神的なストレスを軽減する。

  • 社会的な効果
  • 植物を育てることを通して、社会性を高め、周囲の人々との共感や、コミュニケーションを図る。

    このような効果から、園芸療法はさまざまな分野で用いられています。
    出典:https://web.pref.hyogo.lg.jp/

    どんな分野で用いられているの?

    園芸療法は医療や福祉の分野で多く取り入れられています。その目的の例をご紹介しましょう。

  • 医療分野
  • リハビリやターミナルケアなどで、ストレスを軽減したり、意欲向上、身体機能の維持や回復などに。
  • 介護・福祉分野
  • 高齢者福祉分野では、認知症予防・進行抑制、うつ症状の緩和、生活の質の維持・向上などに。また障害者福祉分野では、生活や就労の支援など。

    そのほか、不登校児の発育の手助けや自信の回復などを目標として行われることもあります。また、特に症状が出ていなくても、ストレスを感じている人にとっての癒しにも有効です。

    介護施設での園芸療法

    園芸による効果は、ストレスの緩和以外にも認知症の人の脳を刺激したり脳の血流を増加させたりするなど、いろいろな研究がされています。園芸は認知症の人にも取り組みやすい作業がたくさんあり、日々の水やりなどは体にしみこませて覚えておくことができます。そのため、薬を使わない認知症ケアや生活向上のための療法の一つとして介護施設でも関心が高まっています。実際、認知症の方が共同で生活するグループホームなどでも、入居者の方が庭で野菜やお花を栽培しているところも増えてきました。
    これから春になって植物が育てやすい季節。介護施設やご家庭でぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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