悩み。分かち合えていますか?
ひとりで思い悩むよりも、誰かに話すとすっきりするってことありませんか?その相手が同じ経験をしているならばなおのこと。病気の家族を介護・看病している立場の方も、行き場のない悩みを抱えていることがあります。そんな方に少しでも楽になってもらうためのネットワークがあるんです。がん患者やその家族が集う「がんサロン」
がんサロンは島根県で始まりました。平成24年5月の時点で、島根県内の公民館や保健所、病院などに開設されているサロンは計28か所あります。心のケア、医療関係者との交流、セカンドオピニオン的な役割を果たす情報交換など、サロンごとの機能はさまざま。ですが、気軽に立ち寄れ仲間に出会える場として、その存在は全国に広まっています。出典:http://www.pref.shimane.lg.jp/
認知症の方を介護・支援する人たち向け「認知症家族サロン」
東京都八王子市は、認知症の方の家族や介護を担う方が気軽に集い交流する場として「認知症家族サロン」を開設しました。認知症に限らず介護者は孤立しがち。また、知識が不十分なまま介護を続けてしまうことで不安や悩みが付きまといます。そんな介護者へ必要な情報が平等にいきわたり、介護者同士のネットワークが築けるような場になることを目的としています。このサロンは「八王子市認知症家族サロン事業補助金」を活用して開設されました。他の自治体でも、このような補助金を活用したサロンの開設を行っているところがあります。
出典:http://www.city.hachioji.tokyo.jp/
「近くにサロンがない・・・」そんなときは電話相談を活用
このように、同じ境遇の方たちが気軽に集える場の普及は全国的に進んできています。大きな病院では特定の病気の家族会をもっていたりします。ですが、なかなか外出できる状況になかったり、通える距離にサロンがなかったりする場合もありますね。そんなときは、電話で思いを話してみてはいかがですか?介護支え合い電話相談
認知症の電話相談
よりそいホットライン
高齢者のための夜間安心電話(東京)
このほかに、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターでも相談を受け付けています。
介護や看病の悩みをひとりで抱え込まず、少しでも楽になれる場をもつようにしましょう。
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この記事の寄稿者
チヴェッタ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。