介護保険の「地域密着型サービス」ってどんな仕組み?

介護保険 , グループホーム , 地域密着型サービス
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2015.04.20
地域密着型サービス

地域密着型サービスとは?

地域密着型サービスとは・・・介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らしていけるように、市町村指定の事業者が地域住民に提供するサービス。

狭いようで広い日本、それぞれ地域の事情も違います。高齢者福祉の面だけで考えても、高齢化率や財政状況が違う市町村をひとくくりに考えることはできません。
そこで2005年から新しく始まったのが地域密着型サービス。各市町村が主体になることで、それぞれの地域の実情に合わせた指定基準や介護報酬設定が可能になりました。また、地域住民のニーズに合わせて、より細やかでバランスの良いサービスを提供しやすくなっています。
出典:http://www.mhlw.go.jp/

地域密着型サービスの内容は?

対象者
地域密着型サービスを提供している施設や事業所がある区市町村に住んでいる人。

サービス内容
  • 認知症対応型通所介護・・・認知症の方向けに介護や機能訓練を行う通所サービス。
  • 小規模多機能型居宅介護・・・通所、短期入所、または自宅で介護や機能訓練を受けるサービス。
  • 地域密着型特定施設入居者生活介護・・・定員30人未満の施設で生活しながら介護を受けるサービス。
  • 夜間対応型訪問介護・・・夜間の訪問介護サービス。
  • 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)・・・認知症高齢者が少人数で共同生活を送るサービス。要支援2の方も予防給付で利用可能。

  • *以下のサービスは、要支援1、2の方は利用できません。
  • 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護・・・常時介護が必要な方の介護、機能訓練などを行う施設サービス。
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護・・・24時間365日体制で、必要な時に必要なサービスを提供。
  • 複合型サービス・・・通所、短期入所や訪問介護(看護)などを組み合わせたサービス。

  • 出典:http://www.fukunavi.or.jp/

    住民票を移せば誰でもサービスは受けられる?

    地域密着型サービスを受けたいと思っても、自分の住む自治体が希望するサービスを提供していない場合もありますよね。そうした時に、希望のサービスを受けるために別の市町村に「転入」するという方法をとる方もいるようなのですが・・・。住民票を移したらその地域のサービスを利用できるとは限らないようです。
    大阪府羽曳野市ではこうした転入を脱法行為と位置づけ、サービス提供施設に「入居事前届出書」の提出を義務化しました。契約を結ぶ前に利用者の情報を確認し、脱法的利用にあたらないかどうか調査を行っているのです。また、千葉県松戸市では原則として3ヶ月以上松戸市民であることが条件です。どうやら、これからは住民票を移して利用する方法は少し難しくなってきそうですね。
    地域密着型サービスの趣旨を考えても、やっぱり住み慣れた地域でサービスを受けるのがベストのようです。
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