地域密着型サービスとは?
地域密着型サービスとは・・・介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らしていけるように、市町村指定の事業者が地域住民に提供するサービス。
狭いようで広い日本、それぞれ地域の事情も違います。高齢者福祉の面だけで考えても、高齢化率や財政状況が違う市町村をひとくくりに考えることはできません。
そこで2005年から新しく始まったのが地域密着型サービス。各市町村が主体になることで、それぞれの地域の実情に合わせた指定基準や介護報酬設定が可能になりました。また、地域住民のニーズに合わせて、より細やかでバランスの良いサービスを提供しやすくなっています。
出典:http://www.mhlw.go.jp/
地域密着型サービスの内容は?
対象者地域密着型サービスを提供している施設や事業所がある区市町村に住んでいる人。
サービス内容
*以下のサービスは、要支援1、2の方は利用できません。
出典:http://www.fukunavi.or.jp/
住民票を移せば誰でもサービスは受けられる?
地域密着型サービスを受けたいと思っても、自分の住む自治体が希望するサービスを提供していない場合もありますよね。そうした時に、希望のサービスを受けるために別の市町村に「転入」するという方法をとる方もいるようなのですが・・・。住民票を移したらその地域のサービスを利用できるとは限らないようです。大阪府羽曳野市ではこうした転入を脱法行為と位置づけ、サービス提供施設に「入居事前届出書」の提出を義務化しました。契約を結ぶ前に利用者の情報を確認し、脱法的利用にあたらないかどうか調査を行っているのです。また、千葉県松戸市では原則として3ヶ月以上松戸市民であることが条件です。どうやら、これからは住民票を移して利用する方法は少し難しくなってきそうですね。
地域密着型サービスの趣旨を考えても、やっぱり住み慣れた地域でサービスを受けるのがベストのようです。
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。