本人の死後、SNSアカウントはどう扱われる?
10代から30代を中心に利用者が多いFacebookやTwitterなどのSNS。遠く離れた友人への近況報告や連絡目的で、こういったサービスを利用している人も多いですよね。でも、いつ何が起こるかわからないのが人生。突然の病気や不慮の事故で自分が死んでしまったら、「残された情報はどうなるんだろう」と不安を感じたことはありませんか?
ここでは、サービス利用者のアカウントが死後どう扱われるのか、いくつかのSNSの対応をまとめてみました!
Facebook内で故人を追悼!
Facebookでは、家族や友人の申請があれば「追悼アカウント」へ移行することができます。追悼アカウントになると一部の個人情報が削除され、友人か家族しか閲覧できない状態に。アメリカでは本人の死後も新たに写真などを投稿できる「相続人」指名制度もありますが、日本ではまだ未対応。友人や家族が思い出を語りあい、故人をしのぶ掲示板機能がメインです。
また、本人との関係を証明できる近親者は「アカウント削除」を依頼することも可能になっています。
出典:https://ja-jp.facebook.com/
Twitterのアカウント削除は日本語未対応
Twitterの場合も家族の申請でアカウント削除は可能ですが、基本的に英語でやり取りすることになります。身分証明書と死亡診断書のコピーを用意したら、ブラウザの翻訳機能などを駆使して申請メールを送りましょう。Twitter上ではアカウント削除後に一切のツイートが確認できなくなりますが、一部外部サービス上から完全に消すのは難しいようです。出典:https://support.twitter.com/
Instagramも追悼アカウント切り替えが可能
10代20代の女性に特に人気の写真共有型SNS「Instagram」。こちらもFacebookと同様に、追悼アカウントへの移行またはアカウント削除を依頼することができます。家族や友人しか閲覧できないとはいえ、その性質上Instagramは個人の特定につながりやすい情報がいっぱい。死後の取り扱いには特に注意が必要ですね。出典:https://help.instagram.com/
いざという時のために・・・
自分の死後、SNSのアカウントをどう扱ってほしいかは人それぞれ思うところがあるでしょう。実際の手続きとなると英語での問い合わせや必要書類の問題がありますから、必ずしも希望にそってもらえるとは限りません。そうなれば、あなたの個人情報は半永久的にネット上をさまようことになるのです。たいていのSNSでは本人のアカウントとパスワードがあればアカウント削除は簡単に行えます。いざという時に備えて、それらを記録したアカウント帳をこっそり残しておくというのも良いかもしれませんね。
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。