もし路上で倒れている人を見かけたら?

救急車 , AED , 胸骨圧迫 , 人工呼吸
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2015.05.04
路上で倒れる人

もし、路上で倒れている人を見かけたら?

バイスタンダー」という言葉を聞いたことがありますか?これは病人やけが人が出た時に、たまたま近くにいた人のこと。このバイスタンダーの行動次第で、患者の生存率は3倍も差が出るそうなんです。
昨年8月、行き倒れた認知症の男性が2日後に死亡するという事件がありました。受け答えがはっきりしているために、この男性が認知症であると気づかないまま、「大丈夫」という声を誰もが信じてしまったのでしょう。
たしかに認知症の場合は外からでは少しわかりにくいもの。ですが、もしも路上で誰かが倒れている明らかにおかしい状況に遭遇したらどうしますか?
出典:http://mainichi.jp/

救命処置はチームプレイ

ほとんどの方が、「何かしなければいけない」「でも何をしていいかわからない」という状態ですよね。では、東京消防庁のガイドラインを参考に救命処置の基本中の基本をおさえておきましょう。

  • 肩をたたきながら声をかける
  • 反応がなければ、周囲に119番通報とAED搬送を依頼
  • 呼吸が確認できなければ、胸骨圧迫30回と人工呼吸を2回

  • 以降はAEDが到着するまでの間、胸骨圧迫と人工呼吸を続けます。AEDは自動的に心電図を解析し、電気ショックが必要かどうかを判断してくる機械。初めて使う方でも指示通りにすれば難しくありません。

    特に救急車到着までの時間が年々伸びている都市部では、バイスタンダーの存在が患者の生死を左右します。ですが、中には血液や空気感染を怖がって救命処置をためらってしまう方もいるんだとか。でも、処置中に感染するリスクと処置をためらったせいで患者の命が危険にさらされるリスク・・・あなたはどっちを取りますか?
    少しでも多くのバイスタンダーの活躍を期待する東京消防庁では、処置中に起きたトラブルの治療費を支払うための保険に加入しています。
    出典:http://mainichi.jp/

    一度経験していれば、いざという時に行動に移しやすい

    日本赤十字社が開いている「基礎講習」では、6時間かけて心肺蘇生法やAEDの使用法を学ぶことができます。15歳以上であれば一般の方でも参加OK。
    また、東京消防庁はじめ各地方の消防署でも講習を行っています。しっかり時間がとれる方は、心肺蘇生やAED使用法・異物除去・止血法などを学べる「普通救命コース」。時間がない方や小学生は、胸骨圧迫やAEDなどポイントをおさえた「救命入門コース」もおすすめ。
    知識として救命処置を知っている方も、一度こういった講習で実際の流れを経験してみてくださいね。
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