まとめ

介護の排泄ケアグッズ3つ【紙オムツ・尿とりパッド・ポータブルトイレ】の基本

排泄ケアはとてもデリケート。誰もが望んでそうなったわけではないことを、介護者は十分理解して関わる必要があります。ここでは紙オムツ・尿とりパッド・ポータブルトイレについての基本をまとめました。

排泄ケア

誰もが一度は悩む排泄ケア

介護の中でもみなさんが必ずといっていいほど悩む排泄ケア。介護する側もされる側も無理なく快適な生活を送るためには、この排泄ケアがうまくいくことが大きなポイントといえます。本人の希望と実際にできることとをすり合わせながら、その人にあった方法を見つけたいですね。
それでは代表的なケア用品3つについて見ていきましょう。

ケアグッズ1.紙オムツ

「パンツタイプ」と「テープタイプ」とがある紙オムツ。本人の希望や生活スタイルを考慮してどちらにするか決めましょう。まだ立って歩くことが多くトイレで排泄できる方の場合は、パンツタイプがおすすめ。厚さや吸収量はいくつかのタイプがあるので、見た目が気になるなら薄型タイプを選んであげてくださいね。反対に、寝て過ごすことが多い方にはテープタイプが適しています。
どちらのタイプも単独使用だとコストも手間もかかってしまいます。そこでおすすめなのが尿とりパッドとの併用です。
出典:http://www.unicharm.co.jp/

ケアグッズ2.尿とりパッド

尿とりパッドは一枚当たりの値段が安いので、「紙オムツ+尿とりパッド」とあわせて使えば経済的。さまざまな使用シーンを想定して作られているからラインナップも豊富です。お尻側が広く作られている就寝時用、横漏れ防止ギャザーがついているタイプなども販売されていますよ。
トイレに行くことはできるけどちょっと心配・・・という方は、普通の下着の上に尿とりパッドをあてるだけでも安心。また、医師から必要と認められた紙オムツやパッド代は医療費控除が受けられるので確認してみましょう。
出典:http://www.unicharm.co.jp/

ケアグッズ3.ポータブルトイレ

自分で排泄できるけどトイレまでの移動は難しい、または夜間の排泄が多い人におすすめなのがポータブルトイレ。ベッドの横などに置くことができるので移動距離も短かくて済み、介護する側の負担も減ります。ですが、排泄後にすぐ処理をしないと匂いや衛生面が気になることもありますね。
こんな欠点をカバーしたポータブルトイレが「ラップポン」。このトイレ、なんと開発者自身の介護経験からひらめいたそうです。トイレには防臭フィルムが備え付けてあり、そこに凝固剤を入れ、排泄します。排泄後にボタンを押すとフィルムで圧着して一個の袋にしてくれるので、あとはポイっと捨てるだけ。容器を洗う手間もはぶけ、匂いや衛生面の問題も解決します。レジャーやアウトドア、災害時にも使えそうですね。介護保険を利用すれば1万円弱で購入可能です。

忘れてはいけない。排泄ケアをおこなう介護者の心構え

排泄機能の衰えは、だれも望んでそうなったわけではありません。健康な体をもって生まれてきても、年齢を重ねればだれにでも起こる自然なこと。排泄ケアを受ける人の気持ちと現状をさりげなく受け止め、ケア用品の力を借りながらお互いが無理なく関わっていけるとよいですね。
チヴェッタ

この記事の寄稿者

チヴェッタ

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。

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