「歩く」を助ける 杖、歩行器、歩行車の選び方

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2015.05.19
歩行補助用具

転ばず歩こう!歩行補助用具のいろいろ

年齢とともに筋力や視力・平衡感覚が衰えると、つまづいたり、転んだりしやすくなってしまいます。もし転んで骨折したら?若いときとは違って治るのに時間がかかり、その間にますます筋力は衰え、寝たきりになる危険性もあるのです。ふらつく、足が前に出にくいなど「ちょっと危ないかな?」と感じたら、歩行補助用具を使って転倒を予防しましょう。
歩行補助用具には杖・歩行器・歩行車があります。それぞれの特徴を知って、自分の生活に合った歩行補助用具を選ぶことが大切です。

杖のいろいろ

はせまい場所でも使用でき、持ち運びにも便利なのが特徴です。次のようなタイプがありますので、使う場所や自分の体の状態に合わせて選びましょう。

  • T字型杖
  • にぎる部分がT字で、体重がかけやすくなっています。一番ポピュラーな杖で、軽量、デザインも豊富です。

  • 多脚型杖
  • 脚が4本(または3本)に分かれ、1本脚の杖より安定感があります。ただし、平らな場所でない場合、かえって不安定になることがあるので注意が必要です。

  • 前腕固定型杖(ロフストランドクラッチ)
  • 体重を、にぎる部分と前腕の2カ所で支えるため、握力が弱い方にも。

  • 松葉杖
  • 2本1組で使用します。わきの下と握りで支えるので、前腕固定型より安定します。

  • サイドウォーカー
  • 多脚型杖よりさらに安定性を高めたものです。平らな場所で使います。
    出典:http://kaigo-takuhai.com/

    歩行器のいろいろ

    床が平らで、比較的広い室内に向いた歩行補助用具です。

  • 持ち上げ型歩行器
  • 腕力がしっかりしている方向き。両手で歩行器を持ち上げて前に進め、体重を移動します。

  • 前輪歩行器
  • 腕力の弱い方向き。前の2本の脚にキャスターがつき、持ち上げ型よりも軽く動かせます。グリップに体重をかけるとブレーキがかかり、急な移動を防ぎます。

  • 4輪歩行器
  • 前輪歩行器よりもさらに軽く動かすことができ、方向転換も楽にできます。ただし、前に動かし過ぎてバランスを崩さないように気を付けてください。
    出典:http://healthrent.duskin.jp/

    歩行車とは?シルバーカーとは違うの?

    歩行車には4本の脚に車輪がついており、前輪は360度回転するようになっています。シルバーカーよりも歩行を助ける機能を重視していて、歩行車の中に入り込むようにして使用し、グリップを握って体を支えます。グリップにはブレーキがあり、歩くスピードを調整することができます。
    シルバーカーは支えがなくても歩ける人が荷物を運ぶ目的で使うもので、歩行の補助のためのものではないという違いがあります。
    出典:http://healthrent.duskin.jp/

    歩行補助用具で介護予防

    2006年の介護保険制度の改正以降、歩行器のレンタル件数が急速に増えているそうです。特に、要支援から要介護2までの方に多いのは、介護予防の考え方が浸透したことも理由になっているのだとか。
    「杖なんてかっこ悪い!」なんて思わずに、まさに転ばぬ先の杖、要介護状態にならないために上手に歩行補助用具を使いたいですね。
    出典:http://www.care-news.jp/
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