1日3食の現代人がおやつを食べる意味って?
おやつという言葉の歴史はずいぶん古く、江戸時代にはすでに存在していました。当時は1日2食の時代、肉体労働をしているとどうしても日中お腹がすいてしまいます。そこで八つ時(午後2〜4時頃)に軽食をとる習慣と「おやつ」という言葉がうまれたんですね。そして1日3食が当たり前の現代にもこのおやつ習慣は残されています。昔の人のおやつは栄養補給の意味合いが強かったようですが、現代人のおやつにはどんな意味があるのでしょうか。ここではおやつの効果についてまとめてみました。
おやつがもたらす効果 ~子ども編~
大人に比べて胃が小さく、食べられる量が少ない子どもたち。ですが、思った以上にエネルギーを消費し汗もたくさんかいています。ですから子どものおやつには、まず栄養と水分を補給するという大切な役割があるのです。またおやつの前に手洗い、食べ終わったらお片付けといった生活習慣を身につけさせることもできますよね。しつけの一環としておやつタイムを上手に利用しているご家庭、多いのではないでしょうか。
出典:http://www.town.ikeda.gifu.jp/
おやつがもたらす効果 ~職場編〜
仕事の合間にほっと一息、コーヒーや紅茶と一緒に食べるおやつはまた格別です。香りや味が脳に刺激を与えるチョコレートなどは、ストレスを解消してそのあとの仕事の能率をあげてくれるそうですよ。外回りから帰ってきたあとはちょっと塩分も欲しくなるところですが、せんべいなどの音が出るおやつは避けたいところ。そんな方は塩飴や塩昆布がおすすめです。また職場でのおやつタイムは仲間とのコミュニケーションにも一役買ってくれます。おやつの差し入れで不愉快な気分になる人なんていませんから、会話のきっかけ作りにもよさそうですね。
出典:http://www.nikkei.com
おやつがもたらす効果 ~ダイエット編~
家にいることが多い主婦の方は、ダイエット中でもついついお菓子に手が伸びてしまう…なんてことありませんか?おからクッキーやこんにゃくゼリーは、お腹が膨らみやすく食物繊維も豊富でダイエット中の強い味方。いざ空腹を感じると歯止めがきかなくなる方も、あらかじめ決めた時間に決めた量を食べるようにすれば余計な間食をふせげます。
出典:http://with.sonysonpo.co.jp
おやつ選びの注意点!
現代っ子はおやつと聞くとついついスナック菓子に手が伸びがち。でも、栄養補給の意味で考えるとこれはあまり好ましくありません。またヘルシーと思われがちな果物やヨーグルトも、食べ方によっては果糖や乳脂肪の過剰摂取、肥満につながります。おやつは1日に必要なエネルギーの1割程度を目安にし、塩分や糖分、脂肪分などの成分にも気をつけるようにしてくださいね。
出典:http://www.sankei.com
老人ホーム・介護施設を探す
-
関東 [12229]
-
北海道・東北 [6915]
-
東海 [4890]
-
信越・北陸 [3312]
-
関西 [6679]
-
中国 [3581]
-
四国 [2057]
-
九州・沖縄 [7729]
この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。