後悔しない最期を迎えるには?口コミから探る介護施設の選び方

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2015.05.23
後悔しない最期を迎えられる介護施設の選び方

自宅ではなく、施設で最期を迎えることになった時

元気だったころは「自宅で最期を迎えたい」と言っていた大切な家族を、老人ホームなどの介護施設に入れることになったら・・・?多くの人は、申し訳ないような、これでよかったと思いたいような、複雑な気持ちになるでしょう。
自宅以外の場所で亡くなる方が大半という日本。実際に施設で最期を迎えた方の家族は、今、どんな気持ちで振り返っているのでしょうか?口コミで探せる介護施設の検索サイト「介護のほんね」に寄せられた口コミから探ってみました。

施設で最期を迎えたことを後悔している人はほとんどいない

「母が看取って頂いたとき、訪問医も施設の看護師さんもスタッフの皆さんも、自分の身内のように親身になって下さり、亡くなった時には皆さんが涙してくださったので、本当にうれしく、入居していて良かったな〜と感謝の念でいっぱいだった」
− 「メディカルホームグランダ香里園」に寄せられたwarae (女性/50代)さんの「スタッフさんが温かくて嬉しくなる施設」より

「とても明るく、親切でした。私の祖母はその施設で亡くなったのですが、亡くなる直前には、退職や異動によりその施設を離れた職員の方もわざわざ祖母に会いに来てくれました。本当に親身になってもらえました。」
− 「社会福祉法人プレマ会 みなみ風」に寄せられたはまこ (女性/40代)さんの「アットホームな施設」より

「実家にいた頃のおじいちゃんはボケがすすんでしまい、自分の孫の顔も忘れてしまっていました。
ところが、このホームへ入ってから症状が良くなり、久しぶりに会ったおじいちゃんは意識がはっきりしていて、私の事も思い出してくれました。
このホームに入って、いい刺激をたくさんもらったからだと思ってます。感謝してます。」
− 「特別養護老人ホーム みづほの里」に寄せられたおじいちゃんの孫 (女性/40代)さんの「おじいちゃんを最後まで見てくれて感謝です」より

こうして口コミを見てみると、ほとんどの人は「ここで最期を迎えられてよかった!」と感じていることがわかります。きっとご家族もスタッフも、最高の最期を迎えられるようにさまざまな努力をしたのかもしれないですね。
また、亡くなったあともスタッフの配慮がご家族にとっては大きな支えとなっているようです。

「あまり見舞いに行けませんでしたが、こちらの事情も職員さんは受け止めてくださりました。結果お任せさせたきりになってしまいましたが、嫌な顔せず、最期まで大切に見送っていただきました。見舞いに行けないこと、死に目に間に合わなかったことなど、引け目に感じることが多々ありましたが、職員さんがかえってなぐさめてくださりました。」
− 「川崎市特別養護老人ホーム こだなか」に寄せられたコーヒー豆 (女性/40代)さんの「認知症でもおだやかに見守ってくださる温かい施設」より

「祖母が亡くなり葬儀の時の写真は、行事の時に職員の方が撮影した写真でした。思わず、葬儀場の職員に『合成ですか?』と聞いたほど良く撮れていてうれしかったのを覚えています。さくらの木を背景にしたとても穏やかな写真に、親族一同感激しました。」
− 「特別養護老人ホーム加養の里」に寄せられたkorotogoma (男性/40代)さんの「職員の対応が丁寧で明るい施設。」より

終の住処はどんな介護施設を選ぶとよい?

初めて老人ホームやグループホームなど入居系の介護施設を選ぶことになったら、多くの人は「居室/設備」や「費用」を重視して選ぶと思います。では、実際に施設で看取った家族が振り返ってみて大切だったと感じている点はどんなことでしょうか?

「もう私の祖母は亡くなってしまいましたが、最期まで清潔な場所で、最期まで自立で食事も出来、見取りはやっていないにも関わらずお部屋を開けていただいたことにとても感謝しています」
− 「介護老人保健施設 とかち」に寄せられたマナミ (女性/30代)さんの「環境の良い施設」より

「祖母がここで看取られ亡くなったのですが、亡くなる数日前に『食事ができなくなってきているのであと1週間くらいかもしれません』と私たちでは分からない変化を感じ伝えてくださったので心の準備をする時間になりました。」
− 「老人保健施設大樹」に寄せられたあにゃろ (女性/20代)さんの「豪華だけどその価値がある施設です」より

最後に、ちょこっと後悔している人の意見も見てみましょう。

「入れっぱなしならともかく頻繁に面会に行くのならやはりアクセスは考慮するべきだった。
前が公園になっており桜が満開の時は居ながらにして素晴らしい花見ができる施設で、桜の頃になると今でも母のことを思い出す。」
− 「介護老人保健施設ハーモニーこが」に寄せられたjuju (女性/60代)さんの「母と私の最後の思い出を育んでくれた忘れられない施設」より

「兄はガンで亡くなりましたが、最期に何を思っていたのか。死に対して恐怖を抱きながら亡くなっていったように思う。やはりそういう時こそ専門的知識のある方が話し相手になってあげれる体制も必要になると思う。」
− 「みちのく記念病院」に寄せられたタク (男性/50代)さんの「最期をそつなく送る施設」より

口コミによると、終の住処を選ぶための重要なポイント「スタッフ」「介護/看護/医療体制」「周辺環境/アクセス」といったところでしょうか。
これから施設を探される方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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寄稿者

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横尾千歌

介護のほんね」ディレクター。介護の用語や介護関連の仕事のこと、高齢者向けの住宅事情など、今まで縁遠かった人でも読みやすいよう図や絵とともに情報を発信します。