高齢者の趣味といえば・・・
休日になれば朝から公園に高齢者たちがつどいゲートボールを楽しむ。かつてはそんな光景があちこちで見られましたよね。なんとなく高齢者の趣味というイメージの強いゲートボールですが、もともとはどんなスポーツなのでしょうか?今、どんな人たちに親しまれているのでしょうか?ゲートボールってどこで生まれたの?
実は、ゲートボール発祥の地はこの日本。もともとは戦後の遊び道具のない時代に子ども向けに考えられたスポーツです。ですが、その手軽さから高齢者の方に愛好されるようになり、全国に広まりました。1984年に日本ゲートボール連合が設立。翌年には世界ゲートボール連合も設立され、現在にいたっています。出典:http://www.gateball.or.jp/
あるんです!世界ゲートボール選手権大会
現在では世界の競技人口1200万人、45の国と地域でゲートボールが楽しまれているそうです。1986年、札幌市で第1回世界ゲートボール選手権が開催。2014年には新潟市で第11回大会が開催されました。6か国でスタートしたこの大会は、いまや世界20か国96チーム、総勢700人が参加するまでになっています。ちなみに、この大会の優勝チームは中国・山西省の「山西臨汾代表隊」。準優勝は日本の「上昇気流」、3位はチャイニーズタイペイ(台湾)の「新竹縣」と中国の「上海高東鎭門球隊」。ブラジルやロシア、スイスからの参加もあり、まさにインターナショナルですね。
出典:http://www.nippon-foundation.or.jp/
日本ゲートボール連合の指定校?
日本ゲートボール連合では、若い世代へのゲートボールの普及のため、「指定校事業」も行っているんだとか。北海道の帯広大谷高校や秋田の秋田クラーク高等学院・秋田クラーク女子。卓球の福原愛選手やテニスの錦織圭選手で有名な青森山田高校でも、高校生がゲートボールに青春を燃やしています。「ゲート通過や距離感など、思うより難しい」という声もあるなか、大会に向けて日々練習を積んでいるそうです。出典:http://www.gateball.or.jp/
平均年齢9.71歳のチームも
日本ゲートボール連合では、1996年から全国ジュニアゲートボール大会も開催しています。2014年に開催された第19回大会に出場した鹿児島チームの平均年齢は9.71歳!神奈川のチームには最年少7歳の選手も登場して、お兄ちゃんとともにがんばったそうですよ。また、ゲートボールを授業に取り入れている小学校からの参加もあり、思ったよりずっと若い年代にもゲートボールは広まっているようです。出典:http://www.gateball.or.jp/
ゲートボールで国体出場!2015年から公開種目に
ゲートボールは、「2015年紀の国わかやま国体」から公開競技として実施されます。参加資格は、日本ゲートボール連合加盟団体登録済みの2000年4月1日以前に生まれた人(中学生は除く)。年配の方と若い方が一緒になったチーム編成もありそうですよね。いろんな年齢の人がともに楽しめるスポーツとして、ゲートボールは今後もますます注目を集めそうです。出典:http://www.gateball.or.jp/
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。