吐しゃ物からの2次感染を防ぐために!
風邪や食中毒など、吐き気を伴う病気は少なくありません。そして人間の「吐しゃ物」の中には、その日食べた物だけでなくウイルスも含まれています。見た目だけきれいにふき取ってもウイルスがわずかにでも残っていれば…それは粉じんとなって空気中に舞い上がります。ですから、吐しゃ物は正しく処理しないと周囲の方も感染してしまう可能性があるのです。
ここでは、ご家庭で吐しゃ物の処理をするためにあらかじめ準備しておきたい物とそのポイントをまとめてみました。
※吐しゃ物とは:下痢や嘔吐によって排出された胃や腸などの内容物。ここでは、主に嘔吐物について扱っていきます。
吐しゃ物処理に必要なもの!チェックリスト
都道府県によってはホームページで処理方法のマニュアルが公開されています。ここでは群馬県の「おう吐物の処理方法」と兵庫県の「嘔吐物の処理方法」をもとに準備物と処理方法を紹介していきます。
■準備しておくもの
ここでは次亜塩素酸ナトリウム0.1%の消毒薬を作ります。3Lの水に対して濃度1%の次亜塩素酸ナトリウム330mlを入れましょう。 時間がたつにつれて消毒効果が薄れてきますので、作り置きは厳禁です。
また吐しゃ物が飛び散るのを防ぐために、早い段階で新聞紙やキッチンペーパーで覆っておきましょう。
窓を開けたら吐しゃ物処理スタート!
処理を開始する前に、他の方には部屋を退出してもらいましょう!
処理中は手袋をしていますが、これでも感染対策は万全とはいえません。処理後は必ず手洗いを忘れずに行いましょう。
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この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。