違いはドコ!? 地域別高齢化率ランキング1位秋田県と47位沖縄県

社会問題 , コラム , 高齢化率
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2014.11.17
地域別高齢化率ランキング 2013年度版高齢社会白書の中の「都道府県別高齢化率」の高齢化率のデータでは、第1位の秋田県 30.7% に対して、47位の沖縄県は 17.7% 、と、大きな違いが生じています。この違いはどこからくるのでしょうか?
出典:http://www8.cao.go.jp

高齢化率の上昇には働き手の動向も関係

地場産業の振興が思うに任せない中で若者の流出と住民の高齢化が進み、本県農山村部の過疎化進行が一段と速度を増している。県や市町村が懸命に政策取組しているにもかかわらず、残念ながらその勢いを押し止めることは難しい。
出典:http://www.akitakeizai.or.jp

地域の高齢化率がどんどん上がっていくということは、高齢者に対する若者の人口が少ないということです。秋田県では山間部などで過疎化も進んでいますが、県内都市部からも、仕事がみつからないなどの理由で都会への人口流出が多くなっているようです。働き手となる年代の人々が減っているため、高齢化率が高くなっているのですね。

沖縄県の高齢化率の低さには戦争という背景も・・・

地域別高齢化率ランキング 高齢化率の低さとともに、沖縄県は高い出生率を持つことでも知られている地域です。子どもの生まれる数が多いために老齢人口とのバランスが良くなり、結果的に高齢化率が低くなっていると考えられています。ただ、実際には戦争によって現在高齢者となっているべき人々の命が失われてしまったためという側面もあり、今後はやはり地域の高齢化に対応していく必要性があります。
那覇市役所の職員の方のお話では、沖縄は日本で唯一戦争による地上戦が行われた場所であり、その時、多数の人が亡くなったことが影響して、現在の沖縄の高齢者世代が日本全体と比べ低い値で推移しているということでした。
出典:http://www.hannan-u.ac.jp

人口流出が少なく、Uターン定住者も多いという沖縄の地域的な特徴

大都市圏以外の地域では、仕事を求めて若い世代が都会に進出してしまうことで、高齢者人口の占める割合が高くなってしまいます。しかし沖縄県では、県内に残る人の割合が他府県と比べて多いほか、進学や就職で一旦は県外に出た若者がUターンして戻り、県内で家庭を構えることも少なくありません。高齢化率の低さや出生率の高さにはこうした理由もあるようです。

秋田県における取り組みとは?

雇用の創出や、若者の定住促進などの努力が続く中、高齢者の生活しやすいまちづくりへの取り組みが、秋田県内では数多くスタートしています。 行政が主導するかたちでのプロジェクトだけでなく民間企業が参入し、移動販売や送迎サービス等、今までとは異なるアプローチで高齢者向けのサービス提供も増加しているそうです。今後はさらなる拡充が期待できると言えるでしょう。
出典:http://www.projectdesign.jp
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crooque

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。