高齢化が進むいま「ユニバーサル調理器具」に注目が!
ライフワークとして日常的に料理を行ってきた人にとって、自分で食事を作ることは大切な生きがいです。とはいえ、台所に立ったまま調理をすることが難しかったり、思うように手先が動かないと感じたりする人は少なくありません。
そこで、手先が不自由でも座りながらでもスムーズに料理をすることができるユニバーサル調理器具をご紹介します!
体の力を利用して切れる「UDグリップ包丁」
あらゆる調理器具が、さまざまな工夫を施されてユニバーサル調理器具として販売されています。そのひとつがこちら。
「UDグリップ包丁」
この器具は持ち手が可動するようになっています。包丁の持ち手を、調理者に合わせた角度に調整できるのが魅力。体の力を使って切ることができるので、座ったまま使用するのにも向いています。皮を剥くなどの細かい作業には向きませんが、刻む、切る動作はスムーズです。
気分が明るくなるようなポップなデザインも嬉しいですね。
握力が足りなくても大丈夫「とんとんフライパン」
続いて、不思議な形をしたグリップがインパクト大なフライパンもあります。
「とんとんフライパン」
実は特徴的なグリップの形は、手首の負担を最小限に抑えるための工夫なんです。車いすの人や、椅子に座って調理をする人にも使いやすいように作られています。また、通常のフライパンよりもふちを高くすることによって、調理中に中身が飛び出さないよう工夫されています。
片手でできる「ワンハンド調理台」
包丁で切る食材に手を添えておさえたり、ボウルを抑えてかき混ぜたり…。指や腕の力が落ちると、支えるほうの手もどこかぎこちなくなってしまうもの。そこで活躍するのがこちら。
「ワンハンド調理台」
ボウルを挟んでおさえたり、包丁で切る食材を刺して支えたりと、調理をサポート。片手の代わりにしっかりと支える役割を担ってくれます。底には吸盤がついているので、机など使いやすい高さのところにしっかりと固定できて安心です。
ユニバーサル調理器具を使って豊かなクッキングライフを
高齢化が進むいま、使う人を選ばない「ユニバーサル調理器具」のニーズは高まる一方。今後も多種多様な調理サポートアイテムが登場してくることが期待されます。体に負担を与えずにいつまでも充実したクッキングライフを送りたいものですね。
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この記事の寄稿者
シノヅカヨーコ
家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。 子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。