残りの人生、何をする?定年退職後に役に立つ資格とは
平均寿命が80歳を超えたいま、定年退職後の人生をより自分らしく過ごすために、資格取得にチャレンジする人が増えています。
そうはいっても、ただやみくもに資格をとるだけでは使いこなせずに終わってしまいがち。シニアに役立つ資格とはいったいどんなものがあるのでしょうか。
再就職派は経験のある業界での資格取得がベター
再就職を目指すなら、定年まで勤め上げた業界に関連する資格取得がベターです。
たとえば建築業界に長く勤めていた場合、「建築施工管理技士」や「建設業経理士」はオススメです。いずれも建設会社には欠かせない人材ですので、就職活動をするうえでの強い武器になるでしょう。
資格のなかには実務経験が求められるものも少なくないので、知識や経験を持って資格取得に挑めるのは強みですよね。
目指せ独立!開業に使える資格は?
資格取得難易度がそれほど高くなく、独立を目指すシニアにも人気の資格が「調理師」です。
定年後の時間を活かして学校へ通えば、資格取得は難しくありません。経験を積む期間は必要ですが、開業はもちろん外食産業への再就職もしやすくなりますね。
また、経験と知識や人脈に自信があるならば、中小企業診断士や宅地建物取引士などの資格も独立開業に向いていると言えるでしょう。
趣味を生かした資格取得で生活の充実を!
実益がともなうかどうかは腕次第ですが、趣味をよりいっそう楽しむための資格取得を目指す人も少なくありません。
「アロマテラピー検定」や、「硬筆書写技能検定(ペン字検定)」などの資格を取得しながら教養を深めるのもいいですね。毛筆を使って賞状を書きあげる「賞状書士」は、シニアの在宅ワークとして実益も兼ねやすいと人気の資格です。
語学系の資格は活躍できるステージが豊富
TOEICをはじめ、語学スキルをあらわす資格は業界を問わず活躍の場が広がっています。
東京オリンピックも控えたいま、海外からの観光客に対応できる人材は、外食産業や観光業界では引く手あまたと言えるでしょう。英語の需要の高さは言うまでもありませんが、韓国語や中国語も需要が高まっている言語です。
さらに日本の歴史や文化に関心が高い人は、プロの通訳ガイドとして「通訳案内士」へステップアップしてもいいかもしれません。
目指す資格はセカンドステージの生き方と合わせて考えて
再就職のため、起業のため、趣味を充実させるため…。資格取得の目的はさまざまですが、うまく活用することができれば定年後の人生をより豊かなものにできるかもしれません。
どんな資格を目指すかはあなた次第。これから先、どのようなライフスタイルを送りたいかあわせて考えると、とっておきたい資格がきっと見えてきますよ!
-
関東 [12229]
-
北海道・東北 [6915]
-
東海 [4890]
-
信越・北陸 [3312]
-
関西 [6679]
-
中国 [3581]
-
四国 [2057]
-
九州・沖縄 [7729]
この記事の寄稿者
シノヅカヨーコ
家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。 子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。