頼みたいけど頼めない。「やりますよ」ともいえない現実。
先日「無理に頼むのはNG!ヘルパーができないこととは」という記事を介護のほんねニュースで公開したところ、多くの反響がありました。簡単におさらいすると、
これらは介護サービスではないのでヘルパーに頼むことはできない、ということでしたね。定められた業務の範囲を超えるお願いをされたヘルパーの方も、きちんとお断りをしなければなりません。
そうはいっても、日々の生活の中では誰かの助けが必要なことだってあります。特に理容や医療行為のような特別な資格がいるもの以外だったら、もっと気軽にお願いできたらいいのにと感じることがありますよね。そんなときにオススメしたいのが、家事代行です。
介護保険にないサービスを家事代行でまかなおう
別途費用を支払うことで家事代行を行ってくれる介護事業所もありますが、全ての事業所が対応しているわけではありません。そんなとき利用を検討したいのが、一般の家事代行サービス会社やシルバー人材センターによる家事代行。庭のお手入れや家具の移動などの雑務が片付いていくと心もスッキリしてくるでしょう。家事代行は、月2回など回数を決めて継続利用する方法、必要なときに都度依頼する方法とがあります。
ご近所からサポーターがやってくる!Any+Times(エニタイムズ)の家事代行サービス
ウェブサービスの開発・運営を手掛けている株式会社エニタイムズ。この会社では「力になりたい」人と「力になってほしい」人をつなぐ事業を行っています。これってシルバー人材センターの仕組みに似ていますね。サポーター登録されている方は、現役の大学生から子どもの手が離れた主婦の方などさまざま。お願いできる仕事は実に40種類以上にのぼります。
エニタイムズの便利なところは、複数のサポーターズに見積もりがとれるところ。また、検索機能で目に留まったサポーターを指定して相談することも可能です。カテゴリごとに予算目安と最低設定金額が明記されているので、その範囲であれば自由に料金を設定することもできます。
この会社が大切にしているのは、ご近所さんとのつながりをもつこと。「おとなりさんちょっとお願い!」ということが難しいこの時代、頼れる人が近くにいるということは大きな心の支えになります。
そんなエニタイムズの思いに共感したサポーターズは2015年6月現在で約3000人。このようなサービスを通して、多くの方が頼れるご近所さんとの繋がりをもてるようになると良いですね。
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この記事の寄稿者
チヴェッタ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。