ファッションがシニアを元気にする!?
街を出歩くと、ずいぶんきれいなシニア女性が増えてきたと感じませんか?
今、シニアのおしゃれに注目が集まってきています。今年は、「おばあちゃんの原宿」巣鴨で毎年開催されてきたガモコレこと「巣鴨コレクション」が、いよいよ銀座に進出を果たしました。新しい自分を見つけたいという元銀行員の女性や、おしゃれすることで病気と闘う勇気をもらったという70代女性も、モデルとして参加されたようですよ。
やはり人は年齢など関係なくファッションから元気をもらうんですね。
企業も後押し シニアファッション戦略
ただ、年齢とともにどうしても体型にも変化が現れます。そのため、従来の服では見た目も着心地もしっくりこないことも多かったようです。企業の中にはその点に目をつけ、体型をカバーしてより美しく見えるような服を開発しているところがあります。きれいな服で心も体も若々しく、おしゃれはシニアの暮らしを元気にしてくれるクスリなのかもしれませんね。
介護業界にもオシャレを楽しむ流れが!
オトギデザインズさんが手がけている「いろばき」は、軽くて丈夫、可愛い色使いが人気の大人も履ける上履きです。「可愛い上履きを履きたいけれど色が白しかないから自分で色を塗って履いていたというおばあちゃんが、可愛いものができて嬉しいと言って『いろばき』をお買い上げくださったり、娘さんから入所されているおばあちゃんへのプレゼントでお買い上げくださったり」(製作者インタビューは「大人の上履きを作ったオトギデザインズさんを訪ねてみました。」にて公開中! )。介護が必要な方にとっても、ちょっとしたおしゃれって喜びにつながっているんですね。
服装だけでなく、髪型も
以前、介護のほんねニュースで紹介した、介護施設などでの訪問美容を展開するtrip salon un.の星野祐太さん。利用した方の娘さんから「昔からおしゃれだった母親が施設に入ってパーマもできないし白髪になってしまった。それが訪問美容でカラーもパーマもできるしデザイン性の高いものもできるし、本当に若返った」という言葉をもらったそうです。表参道・青山の美容室から訪問美容に転身した星野さん。「やはり美容の力はすごい。」と実感されたそうですよ。
ファッションを楽しむことが、元気に長生きするコツ!?
団塊の世代を背景に、3兆円とも6兆円ともいわれるシニアファッションの市場規模。カタログ通販大手やデパートの参入も続いています。経済効果もさることながら、ひとりひとりがおしゃれを楽しんで元気になれたら素敵ですよね。
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この記事の寄稿者
ノック
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。