まとめ

高齢者の食欲低下は心と体のSOS!食べたくなる食事の工夫とは?

高齢者の食欲不振は、ときに深刻な体力低下の原因となってしまうことも。そもそも年を取ると食欲が落ちるのはなぜなのでしょうか?

食欲低下

高齢者の「おなかがすかない」「おなかがいっぱい」。実は心身のSOSかも!?

「暑い日が続いて、なかなか食欲がわかない」なんてことは、誰にでもあることですよね。
しかし、食欲不振になってしまうと、栄養が足りず体調不良になることも。しかも高齢者の場合、食欲不振でそのまま体力が落ちると病気などもしやすくなり、要介護につながるかもしれず、大変危険です。
そもそもどうして高齢者は食欲不振になりやすいのでしょうか?

高齢者が食欲不振になりやすいワケ

高齢になるにつれ空腹を感じる中枢神経が衰えてくるために、空腹を感じにくくなり、次第に食が細くなっていくことがあるようです。ただ、高齢者が食欲不振に陥りやすい理由はそれだけではありません。

たとえば入れ歯。入れ歯にうまく慣れることができなかったり、長年使っていると合わなくなってきたり。いまいちうまく噛めず、食事を楽しめないという方は少なくありません。それから、思うように体を動かすことができなくなり、運動に消極的になってしまうこともひとつの原因です。体を動かさなければ、おなかもなかなかすかないものですね。また、視覚や嗅覚といった感覚も次第に衰えてくるものです。食事は目で楽しみその香りだって味わうものですから、感覚の衰えから食欲不振を起こしてしまう可能性も考えられます。

高齢者の食欲をアップするには?

このように食欲不振となる理由はさまざまですが、食欲をアップするためにできることはあります。

たとえば料理の見た目に配慮すること。ミキサー食やソフト食は、これまでの長い人生で食べ親しんだものとは食感がはっきりと異なります。盛り付けを工夫するなど、いろどりや見た目に気を配ることで、かつての食欲を取り戻すきっかけになるかもしれません。近年では、3Dプリンタを使用し、ソフト食やミキサー食を普通食のように見せる技術も話題となっていますね。

食事が楽しくなるような環境をつくることも大切

高齢となると、親しい人が病気になったり亡くなったりすることも増えてきます。自分の体調や今後に対する不安、孤独感から食欲不振になってしまうことは少なくありません。
そんなとき、心安らげる環境とよりどころとなる相手が身近にいると、気力とともに食欲もアップしやすいものです。親しい友人と一緒に食事をする機会をつくるなど、楽しい食卓を演出してみることも大切かもしれませんね。

シノヅカヨーコ

この記事の寄稿者

シノヅカヨーコ

家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。  子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。

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