ケアマネージャー(ケアマネ)はケアプランを作る専門家
介護保険は1ヶ月あたりの支給限度額が、利用者の要介護度に合わせて決められています。例えば要支援1と認定された方は49,700円、要介護5の場合は358,300円が1ヶ月の上限となります。この限られた金額の中で最適なケアプラン(介護の仕方)を組んでくれるのがケアマネです。 介護を始めるにあたっては、ケアマネに相談するのが最初の一歩になりますがケアマネは、市区町村の介護福祉課や地域包括支援センターで探すことができます。
センターの方と相談しながら最適なケアマネを見つけたら、所属している事務所と居宅介護支援(ケアプランの作成や介護サービスの調整を行うこと)の契約を結びます。
ケアプランを作る時に伝えておくべきこと
ケアマネと一緒にケアプラン作成をしていく際、以下の事項をきちんと伝えることが大切です。お金の話しはしづらいと思いますが、正確に伝えることが、より実情に合ったケアプランの作成につながります。
時間についても可能な限り明確に伝えましょう。「毎日の出勤時間は8時だが、月曜は1時間早く出なければならない」等、本人だけでなく、介護する家族の都合もきちんと盛り込んでもらいましょう。
生活習慣は家庭によって千差万別。一律の介護サービスでは当然不満感が出てきます。
「風呂は朝湯で湯船は少し熱めがいい」
「先祖の墓参りは月一回行きたい」等。
介護保険サービスでは認められていないことも多いですが、出来る限り調べて答えるのがケアマネの腕の見せ所です。
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この記事の寄稿者
吉田 要
獨協大学経済学部経営学科卒業 ファイナンシャルプランナー(AFP)
平成25年6月より介護マネーに特化したファイナンシャルプランナー事務所 レイズコンサルティング株式会社を開設。また東京都江東区内にてデイサービスホーム(通所介護施設)も運営し、実際の介護の現場にて多くの高齢者の方々の 介護援助も行っている。