介護施設へ入居するとき、家具はどうする?
介護施設への入居を決める際、ふと気になるのが備え付けの家具家電があるかどうかです。たいていの施設ではベッド、照明、カーテン、エアコンまでは備え付けられていることが多いようですが、それ以外の家具や家電についてはまちまち。それまで自宅で愛用していたものを持ち込んで自分らしい生活を続けるか、新しい環境に飛び込むか、ちょっぴり悩んでしまいますね。そこで、今回は「介護のほんね」から、介護施設の家具家電に関する口コミを集めてみました。
家具持ち込みでこれまで通りの生活を続けたい!
神奈川県綾瀬市にある「サンライズ・ヴィラ綾瀬」は家具持ち込みOKな施設。部屋を見学した50代女性からの声です。
「夫婦用の居室を見学しました。広さは十分にあり、持ち込み家具も可能なので自宅のマンションの一室という感覚で利用できそうでした。」
− 「サンライズ・ヴィラ綾瀬」に寄せられたまちきり(女性/50代)さんの「看護士スタッフの24時間常駐で安心で快適なホーム生活」より
長野県小諸市の「あすか小諸」もお気に入りの家具を持ち込めるようです。
「自分の愛用品、家具などを持ち込めるので自宅にいるような雰囲気になるので良さそうでした。」
− 「あすか小諸」に寄せられたkeiseiwan(女性/30代)さんの「商店街の中の利便性のある施設」より
家具を持ち込める施設だと自分らしい生活スタイルを守れるのが何よりの魅力ですね。
備え付け家具家電、あってよかった!
埼玉県さいたま市の「グループホーム・みんなの家・清河寺」を見学した30代女性からは、備え付け家具家電の魅力を投稿してくださっています。
「タンスやクローゼット、寝具など生活に必要なものは完備されています。すぐにでも生活をはじめることができます。」
− 「グループホーム・みんなの家・清河寺」に寄せられたあかちゃんまんd(女性/30代)さんの「自然豊かなグループホーム」より
なんといっても、最小限の資金ですぐに生活を始められるのが家具家電付の魅力ですね。
また、東京都文京区の「サンクリエ本郷」は都心にほど近い高級ホーム。知人が利用しているという女性から次のような口コミが寄せられています。
「居室は適度な広さが保たれていて、トイレなども車いすでも使いやすいように工夫がされています。母体が日立ということもあり、電気関係の設備は安心して使えるようです。」
− 「サンクリエ本郷」に寄せられたギータ(女性/30代)さんの「都心の駅近くでよりアクティブに生活できる」より
運営母体が大企業の場合、このように家具家電を備えている施設も多いようです。
グループホームの共有家電にはこんな効果も
ところで、山口県熊毛郡にある「グループホームなでしこ」には、見学したという女性から以下のような口コミがありました。
「共用スペースには家電(炊飯器や冷蔵庫、ポット等)が置いてありました。グループホーム=認知症の方がいる施設なので、このような家電は隠してしまう施設も多いと思いますが、設置していることで生活感があっていいなと思いました。」
− 「グループホームなでしこ」に寄せられた*かえで(女性/30代)さんの「全体的に広々としていて、ゆったりとした雰囲気」より
グループホームの場合は、家具家電の有無を考えるには少し事情が異なりますが、家電が生活感を演出できるツールになるのですね。
下見で持ち込みOKなものをチェック
家具や家電が持ち込みOKとされているところでも、条件や制限が設けられている場合がほとんど。介護施設の下見に行くときは、1. 何が備え付けられているのか、2. 持ち込み可能な家具や家電は何か、なども確認事項に入れておきましょう。「こんなはずじゃなかった!」という事態を防いで、利用者の希望に沿った生活を始められるようにしたいですね。
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この記事の寄稿者
tamago
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。