こちらのモデルさんが着用しているエプロンはフットマーク株式会社の介護用エプロンです。
フットマーク株式会社さんは、介護用のエプロンやパジャマなど製造されています。
そのアイテム一つ一つがとてもデザイン性が高く、介護をされている方が身に着けてもオシャレに見えるだけではなく、介護をしている側の方も一緒に身につける事が出来る文化にしたいとおっしゃっていました。
そうする事で、介護されている方が特別扱いされる事が無く嫌な想いをせずともエプロンを身につけることができます。
想いや動機が文化になっていく。
介護に対しての考え方や向き合い方、そして人間としての思いやりの気持ちなどたくさんの素敵なお言葉を戴きました。
制度の問題や、介護施設のこと、自分が出来る事。家庭での介護だと24時間体制での介護で生活を送る上での問題点。
そのような分からないことを分かる事を、事前に専門家が小さなアドバイスを出来ていれば、予測出来ていれば結果が違ってきてきたのではないかという結論が出ました。
事前に知識や情報を自然に吸収出来ていれば、結果が変わってきます。
世代を超えると精神的な距離感が大きくあるように感じ、介護という問題を共有する事が、難しいという現状があります。
そのために、実際に介護に直面した時に分からないことが多く恐怖や不安という気持ちとして残るので、若い世代(孫世代)マイナスイメージが先行してしまうのではないでしょうか。
Tell mee times の問題意識の中では、孫の世代の登場がある。
現在高齢者である世代は、介護されるということが孫世代に知られることに抵抗がある風潮が残っている場合が多いです。
恥ずかしいという根底にあるものを取り除いて、より助け合って生きていくためには今後、困った時ににお互いが一声掛け合える関係性を持つ事が望ましいと思っています。
自社でしか出来ない仕事、その人のために役立つ仕事をしていきたいのです。
一つの事ををやってみて、育てていき積み重ねていくこと。
水泳帽子の事例だと、泳ぐ時にかぶりましょうといった我々の推奨が、共感を得て最初に作った想いや動機が今ではあたりまえの文化になっていきました。
介護用エプロンも、一つの文化となっていき介護される方だけが特別ではなく、マナーとして定着させていけたらいいと考えています。
一生の中で、いずれ人生を終える機会に直面する事は誰もが予想していると思います。
そんな中、現在介護に直面している方や、自分の両親が介護をしている環境の方も多くいらっしゃると思いますが、未経験の方を含めて、介護という機会に巡り会った時に幸いだと思っても良いと思います。
経験できる状況。
日常的に不都合を感じる事を前向きに受け止める、自分で体験してみようという明るい捉え方をしてみる。
介護を暗い、きつい、という捉え方ではなくて、介護に入学するというような気持ちで自分の人生にプラスにとらえていく。
介護に関しての情報や知識を自然に身につけて、事前の準備をナチュラルに行う事で結果が大きく変わってきます。
明るく向き合っていく・・・より自然に向き合っていけるといいなと思っています。
現会長さんが3代目として入社しおむつカバーを製造販売していた日、近所の女性がこっそりと訪ねてきたことがきっかけでした。
当時のおむつは、着古した浴衣を再利用したもので、カバーが無い状態。お漏らしをする用の専門的なアイテムなど無い時代です。
自分の家のおじいちゃんがお漏らしをして困っているので、おおきなおむつカバーを作ってくださいという依頼で、出来上がった時には非常に喜んでくれました。
しかし、なぜコッソリと依頼に来たのか。
当時は廊下によってお漏らしをしたりする事実を世間に隠していたいというタブーのような風潮があり“こっそり”依頼に来たのです。
そして、このような隠された現状の高齢者が全国にもっとたくさんいるのではないかという事を感じたことが介護用品を作り始めたきっかけでした。
現代では、社会保障制度など様々な社会的な制度によって明るみになっている高齢化社会ですが、当時はなかなか自分の家の中の問題を誰かに相談するという事が難しく、水面下で片付けられていたようです。
大人用のおむつカバーを我々が作る事によって、楽になる方が増えるのであれば、それが我々の役割なのではないかと考えました。
きっかけは小さいことでしたが、体験的に繰り返していくことで、役立つことをしていきたいという事が会社の使命となる。経験、出会いの積み重ねによって、より良い人との関係性を生み出して、生き生きとした生活をしていく事が出来る。
そのような事例が今日の会社の基礎になっているのです。
まずは人様。
人がいて、自分がある、というスタンスの会社でありつづけたい。
笑顔ということが一つのキーワードとなり、存在価値はそこにある。
そして一分の一の考え方というところに行きつきました。
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この記事は、Tell mee times vol.01 の内容をWeb向けにアレンジしてお送りしています
フットマーク株式会社さんに取材させていただきました!!
「介護」という言葉は「介助」+「看護」の考えからフットマーク株式会社の会長の磯部成文さんがつくりだしました。フットマーク株式会社さんは、介護用のエプロンやパジャマなど製造されています。
そのアイテム一つ一つがとてもデザイン性が高く、介護をされている方が身に着けてもオシャレに見えるだけではなく、介護をしている側の方も一緒に身につける事が出来る文化にしたいとおっしゃっていました。
そうする事で、介護されている方が特別扱いされる事が無く嫌な想いをせずともエプロンを身につけることができます。
想いや動機が文化になっていく。
介護に対しての考え方や向き合い方、そして人間としての思いやりの気持ちなどたくさんの素敵なお言葉を戴きました。
先手を打つ事
専門家の方が口を揃えて言う事は、先手を打つ事が大事と言います。制度の問題や、介護施設のこと、自分が出来る事。家庭での介護だと24時間体制での介護で生活を送る上での問題点。
そのような分からないことを分かる事を、事前に専門家が小さなアドバイスを出来ていれば、予測出来ていれば結果が違ってきてきたのではないかという結論が出ました。
事前に知識や情報を自然に吸収出来ていれば、結果が変わってきます。
孫という存在
介護される方・する方しか登場人物が出てこない問題点。世代を超えると精神的な距離感が大きくあるように感じ、介護という問題を共有する事が、難しいという現状があります。
そのために、実際に介護に直面した時に分からないことが多く恐怖や不安という気持ちとして残るので、若い世代(孫世代)マイナスイメージが先行してしまうのではないでしょうか。
Tell mee times の問題意識の中では、孫の世代の登場がある。
現在高齢者である世代は、介護されるということが孫世代に知られることに抵抗がある風潮が残っている場合が多いです。
恥ずかしいという根底にあるものを取り除いて、より助け合って生きていくためには今後、困った時ににお互いが一声掛け合える関係性を持つ事が望ましいと思っています。
新しい取組みについて
泳ぎたくても泳げない人に対して黙ってみていられない、何かできないかという気持ちからできたプロジェクトです。そんな方々を手助けするための商品をつくっています。自社でしか出来ない仕事、その人のために役立つ仕事をしていきたいのです。
一つの事ををやってみて、育てていき積み重ねていくこと。
水泳帽子の事例だと、泳ぐ時にかぶりましょうといった我々の推奨が、共感を得て最初に作った想いや動機が今ではあたりまえの文化になっていきました。
介護用エプロンも、一つの文化となっていき介護される方だけが特別ではなく、マナーとして定着させていけたらいいと考えています。
年齢問わず介護未経験者の方々に向けたメッセージ
情報でしか介護をとらえられていない方にむけて。一生の中で、いずれ人生を終える機会に直面する事は誰もが予想していると思います。
そんな中、現在介護に直面している方や、自分の両親が介護をしている環境の方も多くいらっしゃると思いますが、未経験の方を含めて、介護という機会に巡り会った時に幸いだと思っても良いと思います。
経験できる状況。
日常的に不都合を感じる事を前向きに受け止める、自分で体験してみようという明るい捉え方をしてみる。
介護を暗い、きつい、という捉え方ではなくて、介護に入学するというような気持ちで自分の人生にプラスにとらえていく。
介護に関しての情報や知識を自然に身につけて、事前の準備をナチュラルに行う事で結果が大きく変わってきます。
明るく向き合っていく・・・より自然に向き合っていけるといいなと思っています。
一分の一の考え方
戦後にベビーブームが訪れ、その需要からおむつカバーの制作を始めました。現会長さんが3代目として入社しおむつカバーを製造販売していた日、近所の女性がこっそりと訪ねてきたことがきっかけでした。
当時のおむつは、着古した浴衣を再利用したもので、カバーが無い状態。お漏らしをする用の専門的なアイテムなど無い時代です。
自分の家のおじいちゃんがお漏らしをして困っているので、おおきなおむつカバーを作ってくださいという依頼で、出来上がった時には非常に喜んでくれました。
しかし、なぜコッソリと依頼に来たのか。
当時は廊下によってお漏らしをしたりする事実を世間に隠していたいというタブーのような風潮があり“こっそり”依頼に来たのです。
そして、このような隠された現状の高齢者が全国にもっとたくさんいるのではないかという事を感じたことが介護用品を作り始めたきっかけでした。
現代では、社会保障制度など様々な社会的な制度によって明るみになっている高齢化社会ですが、当時はなかなか自分の家の中の問題を誰かに相談するという事が難しく、水面下で片付けられていたようです。
大人用のおむつカバーを我々が作る事によって、楽になる方が増えるのであれば、それが我々の役割なのではないかと考えました。
きっかけは小さいことでしたが、体験的に繰り返していくことで、役立つことをしていきたいという事が会社の使命となる。経験、出会いの積み重ねによって、より良い人との関係性を生み出して、生き生きとした生活をしていく事が出来る。
そのような事例が今日の会社の基礎になっているのです。
まずは人様。
人がいて、自分がある、というスタンスの会社でありつづけたい。
笑顔ということが一つのキーワードとなり、存在価値はそこにある。
そして一分の一の考え方というところに行きつきました。
フットマーク株式会社について
フットマーク株式会社さんは東京都墨田区にある、創業68年目の水泳・介護・健康スポーツインナーのメーカーです。健康づくりに役立てる商品を創っておられます。フットマーク株式会社のホームページはこちら
フットマーク株式会社のfacebookページはこちら
Tell mee times のfacebookページはこちら
この記事は、Tell mee times vol.01 の内容をWeb向けにアレンジしてお送りしています
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この記事の寄稿者
西山美耶/MIYA NISHIYAMA
福岡県福岡市出身
株式会社「マッシュスタイルラボ」にてブランド「gelato pique」の管理職を勤める。
退社後、フリーのアートディレクターとして雑誌のエディトリアルデザインから空間デザインまで幅広く手がける。
新介護メディア「Tell mee times」編集長