朝方に強いシニアのパワーが今、注目の的に!?
ビジネスの現場では、朝方に強く短時間労働を好むシニア世代の労働力を大いに活用しようという動きが高まっています。例えば朝5時の品出しやレジ打ちといったお仕事にシニア世代を採用すると、颯爽と働くシニアの姿にお店の雰囲気までも明るくなるといいます。
深夜勤務には夜に強い若者、早朝勤務には朝方に強いシニア。とっても合理的な労働力の活用法ですね。それにシャキッと目が覚めたシニアがレジを打ってくれると気分もいいですよね。
若者にも良い影響を与える、シニアの労働意識!
年を重ねると睡眠時間が短くなり、朝早く起きる傾向が強くなります。そのため朝方勤務は高齢者にうってつけ。3時間ほどの短い勤務で体力を使いすぎることなく、気持ちよく働けるのも朝方勤務の魅力です。
雇用する側にとっても、ビジネスマナーをわきまえたシニア世代はありがたい存在。アルバイトやパートで若者を雇用する場合、ビジネスマナーを一から教えなければなりません。けれどもシニア世代はその点は十分心得ているので教育の手間が省けるだけでなく、若者を諭してくれることもあるので若者たちの労働意識も高くなります。実際に、遅刻や欠勤などが減った職場もあるそうですよ。
雇用する側とされる側 お互いにメリットが!
食品加工業を営む「オハラ」。工場での早朝勤務に60歳以上のシニアを対象に求人を行ったところ、目算通り多くの応募がありました。シニアの質の良い労働力を確保できただけでなく、生産効率もかなりあがったそうです。
働くシニアのみなさんも、工場でかけがえのない仲間ができた、生きがいができたなど、働くことの喜びを感じています。
元気で若々しい人が多い今どきのシニア世代。その活躍が日本の朝を盛り上げていってくれるのかもしれませんね。
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この記事の寄稿者
ロビン
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。