まとめ

妊娠と出産。命の奇跡についてもっと知っておきたいこと

妊娠したらどの子も無事に生まれてくるものと思いがちです。でも出産はまさに命の奇跡。少子化が叫ばれる今だからこそ、その奇跡を大切にする社会をつくりましょう。

妊娠と出産

元気に生まれてくるのが当たり前と思いがちだけど…

妊娠がわかったら、順調に育って無事に生まれてきてスクスクと成長するのが当たり前…心のどこかでそんな風に思っていませんか?でも実は、赤ちゃんが生まれてくるまでにはさまざまな出来事があります。そんな命の奇跡について詳しくみていきたいと思います。

妊娠初期は特に注意したい流産

よく、妊娠したら安定期までは無理をしてはいけないと言いますよね。それは流産を起こしやすい時期だから。
赤ちゃんが流産で赤ちゃんが命を落とすケースは全体の15%といいます。そしてその80%が妊娠12週(4か月)までにおきています。流産を起こす理由はさまざま。例えば自然流産の場合は赤ちゃんの体に何らかの原因があって流産を起こすと言われています。
妊娠16週(5ヶ月)の安定期を迎えると、ママさんもひとまずほっとするのではないでしょうか。

出典:http://medley.life/

安定期に入っても妊婦さんはいろいろ大変

つわりがある程度おさまってくる安定期。胎動を感じたりお腹が少しずつ膨らみ始めたりする時期です。赤ちゃんの順調な成長を喜ぶ反面、妊娠に伴う病気にならないよう注意して過ごすことも必要です。
この時期に妊婦健診でアドバイスを受け、食生活を見直す方も多くいらっしゃいます。それでも妊娠によるなんらかの合併症を経験する人は少なくありません。妊娠貧血は40〜80%、妊娠性高血圧症候群は5%、妊娠糖尿病は5〜10%の方が発症しています。臨月に近くなるとお腹の重さと大きさは相当なもの。これまで平気だった動作もなかなか思うようにいきません。それでもおなかの赤ちゃんを無事出産できるよう、ママさんはいろんなところに気を配りながら生活しています。

赤ちゃんが生まれる瞬間。まさに奇跡!

赤ちゃんを産む時に心配されることのひとつが出血です。32週(9ヶ月)以降になると、出産前にも関わらず胎盤がはがれてきてしまう常位胎盤早期剥離が起こる可能性があります。その確率は0.5〜1.3%。大量の出血を伴い、母子の命に関わることもあります。無事に出産しても、今度は産後の発熱や後陣痛などに苦しむこともあるのです。
赤ちゃんを産むということは、場合によっては危険と隣り合わせ。そんな状態をかいくぐるかのようにして無事に生まれてきた赤ちゃんは、まさに奇跡の賜物といえるでしょう。

少子化の今だからこそ、妊婦さんと赤ちゃんにやさしい社会を!

少子高齢化の今、このようにして生まれてきてくれた赤ちゃん。そして、共働きや晩婚化による高齢出産、保育所不足など、決して出産に適しているとはいえない今の社会で尊い命を産む妊婦さん。私たちはもっとやさしくあるべきではないでしょうか?社会全体で妊婦さんをサポートできる体制を作れたら、もっと素敵な未来になるかもしれませんね。

ロビン

この記事の寄稿者

ロビン

介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。

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