京都のレーベルbud musicを中心に活動するインストバンド「jizue」ピアノ担当の片木希依さんが語った福祉経験とは!? 〜ARTIST×WELFARE Vol.3〜

インタビュー , 介護福祉士 , ボランティア , 音楽 , 音楽療法 , 福祉 , jizue
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2015.11.13

Special Interview with 片木希依(jizue)〜ARTIST×WELFARE Vol.3〜

jizue(ジズー)

jizue(ジズー)とは?
2006年、井上典政、山田剛、粉川心を中心に結成、翌年より片木希依が加入。
ロックや、ハードコアに影響を受けた魂を揺さぶるような力強さ、ジャズの持つスウィング感、叙情的な旋律が絶妙なバランスで混ざり合ったサウンドで、地元京都を中心に人気を高め、『FUJI ROCKFESTIVAL 2012』『GREENROOM FESTIVAL’14』といった大型フェスにも出演するなど、全国各地でその圧倒的な演奏力で高い評価を得ている。これまでに『Bookshelf』『novel』『journal』の3枚のフルアルバムを発表し、そのどれもがロングセラーを記録。2014年5月に行ったカナダツアーも各地で大成功をおさめ、8月には4枚目となるフルアルバム『shiori』を発表。2015年はインドネシアでの大型フェス出演、中国ツアーを行うなど、国内に留まらず海外へ活動域を広げている。
メンバー:山田剛(ベース)/井上典政(ギター)/片木希依(ピアノ)/粉川心(ドラム)

  • HP:http://www.jizue.com
  • Facebook:https://www.facebook.com/jizue
  • Twitter:https://twitter.com/jizue
  • インタビュー

    ―児童福祉・高齢者福祉・障がい者福祉のいずれかに関わったご経験があれば教えてください。

    自由に楽器をつかって絵本に音楽をつけるというワークショップを児童施設で行ったり、また、最近は年に数回ボランティアで福祉施設や老人ホームに演奏に伺っています。
    学生の頃、教育実習の一環で福祉施設で研修させてもらったことがあります。

    ―その経験を経てご自身の中でどのような変化が起きたか教えてください。

    児童施設では、それまで他の子どもとコミュニケーションが取りにくかった子どもも一緒に音楽をつくったり歌ったりすることで終わる頃にはすっかり打ち解けていたり、また老人ホームに慰問演奏にいったときに童謡や懐かしい曲を演奏させてもらったら、寝たきりで全く言葉を発せない方が口ずさんでくださって、 数年ぶりの言葉を発された事に、施設の方や、ご家族も本当にびっくりしておられて、音楽の記憶や心に響く力を改めて感じました。

    jizue(ジズー)

    ―その変化が今の生活やアーティスト活動に何か影響を及ぼしていれば教えてください。

    演奏した向こう側の、音楽を受け取ってくださる方のことをとても意識するようになりました。音楽、ピアノを通して表現することはもちろん、それによって少しでも誰かの心を動かしたり背中を押せたりできたら嬉しいです。
    自分の役割をしっかり全うできるように、精進したいです。

    jizue(ジズー)

    ―福祉業界や福祉職に今もっているイメージを教えてください。

    メンバーのご家族が働かれていたり、ミュージシャンで介護福祉士と兼業でされている方もたくさんおられるので、昔に比べると明るくオープンなイメージですが、やはり体力も気持ちも大変で辛そうだなと感じることもあります。
    また、海外から介護職として日本に来られている方も増えており、人手不足なのかなというイメージもあります。

    ―今後、各福祉サービスに向かってほしい方向性を簡単に教えてください。

    社会の中で生きていくということは、他の人との関わり合いで、助け合いなんだと思います。損得でなく、当たり前に困っている人を救えるように、感謝して受け取れるように、そしてまた与える側になれるように、という良い循環のシステムができればなと思います。
    また、SNSや現代に合った形で、情報のシェアや意見交換がもっと行われていけばいいなと思います。

    jizue(ジズー)

    Photo by Takumi Yamamoto

    編集者からの一言
    いかがでしたでしょうか?「寝たきりで全く言葉を発せない方が数年ぶりに口ずさんだ」っていう経験は凄いですね!これは家族もびっくりです。やはり音楽にはそういうミラクルを起こせる力があるのでしょうか?片木さんが演奏に来てくれる老人ホームなら入りたーい!なんていう人も出てくるでしょう。音楽や芸術が福祉とコラボれる可能性はまだまだあると再確認させていただきました!jizueのライブにもまた行きます!!!!ありがとうございました。

    *jizue出演情報!!

    12月2日(水) 神戸 太陽と虎
    fox capture plan LIKE A BUTTERFLY tour
    open 18:30 / start 19:00 adv 3500yen
    Live : fox capture plan / jizue

    12月20(日) 京都 KYOTO MUSE
    jizue presents ONE vol.1
    open 17:30 / start 18:00 adv 3000yen / door 3500yen
    Live:jizue

    12月23日(水祝) 三重 SUBWAY BAR
    tio×jizue
    open 17:00 / start 18:00 adv 2800yen / door 3300yen
    ※別途ドリンク代が必要となります。
    Live:tio / Guest : jizue

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    寄稿者

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    岡勇樹(NPO法人Ubdobe代表理事)

    介護のほんねニュース初代編集長。1981年 東京生まれ。3歳〜11歳までアメリカ・カリフォルニア州で生活。27歳で高齢者介護と障がい者支援の仕事を始め、29歳で医療福祉・音楽・アートを融合させた「NPO法人Ubdobe」を設立。近年は厚生労働省 介護人材確保地域戦略会議の有識者やNHK出演など多岐に渡る活動を展開中。(http://ubdobe.jp)

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