マイナンバー制度、認知症の方や老人ホームに入っている方の注意点は?

認知症 , 高齢者 , 詐欺 , 老人ホーム , マイナンバー
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2016.01.12
認知症や老人ホームに入居する人のマイナンバー

マイナンバー制度スタート!注意点は?

いよいよスタートしたマイナンバー制度。マイナンバー制度は、ひとりひとりに番号を付与することで、行政での管理や手続きがスムーズになるというものです。便利な制度ですが、いっぽうで「なりすまし詐欺」が横行するのではないか…と懸念の声も。認知症患者や高齢者の場合、詐欺のターゲットになりやすいこともあり、いっそう慎重に管理したいものです。

家族が同居しているのであれば本人に代わって家族が管理することもできますが、離れて暮らしている場合には、どんな配慮が必要でしょうか。

出典:http://www.gov-online.go.jp/

まずは通知カードが届いているか確認を

高齢者と家族が離れて暮らしている場合、まずはマイナンバーの「通知カード」をきちんと受け取れているかどうかを確認しましょう。通知カードは簡易書留で送られてくるため、不在にしていたり、本人が受け取りを拒否してしまうと手元に届きません。

番号の通知時期は10月から12月までが予定されていて、お住まいの市区町村によってバラつきがあるのでご注意を。市区町村によっては、通知時期をホームページなどで公開していることもありますので、まずはチェックしてみましょう。

老人ホームに入居している場合は?

マイナンバーの通知カードは、10月5日時点の住民票の住所に送付されます。老人ホームなどに入居していても、住民票を移していれば、マイナンバーの通知カードは現在住んでいる老人ホームで受け取ることができます。ですが、住民票を移していなかったり、10月5日以降に長期入院や介護施設へ入所していて、自宅を不在にしている人は受け取ることができません

こういった事情を抱えている人には、「居所情報」を登録することで、現在住んでいる場所に通知カードを届けてもらうことができます。申請書と本人確認書類、居住を証明する書類を、住民票のある市区町村に持参または郵送をする必要がありますが、家族などによる代理申請も可能です。もしも心当たりがある場合は、お住まいの市区町村へ相談しましょう。

出典:http://www.soumu.go.jp/

認知症患者や高齢者のマイナンバー管理は?

通知カードが届いているのを確認できたら、管理方法について話しあいましょう。マイナンバーが交付されて間もない今、すでに高齢者を狙った詐欺が横行しています。言葉巧みに番号を聞きだし、「番号を教えるのは犯罪」と大金を脅し取ろうとしたり、マイナンバーの交付料としてお金をだまし取ろうとするなど、その手口はさまざま。

高齢や認知症で、管理をすることが難しい場合は、遠方に住んでいる場合でも家族が代わって保管するのが安心かもしれません。もしも、本人が管理する場合は、「行政の人などがマイナンバーを電話で聞くことはない」ということを、きっぱりと伝えておくことが大切です。

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シノヅカヨーコ

家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。  子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。