介護施設とのやりとり、どうしてますか?
ちょっとした事故、容体の急変、あるいはイベントの連絡など、介護施設とその入居者の家族は、なにかと連絡を取り合う機会が多いものです。一昔前は連絡といえば電話かファックスか、なんて時代もありましたが、今は電話かメールかになりましたよね。さて、イマドキの介護施設事情、連絡手段はどうなっているのでしょう。今回は「介護のほんね」に寄せられた口コミから、さまざまな施設の連絡手段をみていきたいと思います。
電話もメールも活用!臨機応変型
兵庫県明石市にある「うみのほし大久保グループホーム」にはこんな口コミが投稿されていました。
「電話やメールは頻繁に気になることがあれば必ずくださいます」
− 「うみのほし大久保グループホーム」に寄せられたanego(女性/50代) さんの「自宅の延長でマイホームって感じの施設です」より
また、高知県高知市の「特別養護老人ホーム ウエルプラザ高知」には、こんな投稿が。
「入居後は、緊急の事は、電話で、それほどでもないものについては、メールで、毎月の領収書などは郵送で送られてきます」
− 「特別養護老人ホーム ウエルプラザ高知」に寄せられたやうし(男性/60代)さんの「木のぬくもり、人の温かさが感じられるすてきな施設です」より
内容、緊急性などを考えてで臨機応変に対応してくださっているのがうかがえます。柔軟性があっていいですね!
また、兵庫県姫路市の通所介護施設「ニチイケアセンター今宿」では
「連絡事項は電話やメールで、さらに連絡帳が毎日返ってきていましたので安心でした。」
− 「ニチイケアセンター今宿」に寄せられたゆずちゃん(男性/60代)さんの「皆さんにお勧めできる優良施設です」より
だそう。在宅介護者が利用するデイサービスならではの連絡手段といえそうです。
「基本的な連絡手段は電話!」な施設
北海道札幌市の「介護老人福祉施設 福寿園」。60代男性からの口コミに
「早朝、深夜でのトラブル等こまごました事も電話連絡してくれる」
− 「介護老人福祉施設 福寿園」に寄せられたハイマッキー(男性/60代)さんの「電話取次してくれたら本当に助かる」より
とありました。メインの連絡手段は電話のようですね。
宮城県仙台市にある「せんだんの里特別養護老人ホーム」には、次のような口コミが。
「かわったことがあるとすぐ電話連絡してくれるのはありがたいのですが、何度も仕事中に電話がくることが多かったので、仕方がないことですが、たとえば定時連絡とか、緊急を要しない連絡は後でまとめてとかの対応があっても良かったかと思います」
− 「せんだんの里特別養護老人ホーム」に寄せられたpochip(女性/50代)さんの「職員の仲が良く、対応も家族的でアットホームな施設」より
電話対応がメインとなっているところでは、家族の仕事に支障が出ないように勤務中の緊急でない連絡はメールが良いなどの意見が多いように見受けられました。けれど、こまごまと連絡してくれるというのはあたたかいですよね。安心して預けられるのではないでしょうか。
ユニークな連絡方法
そのほか、連絡手段に関してユニークな工夫を行っている施設をご紹介します。広島県安芸高田市の「有料老人ホームメリィハウス八千代」では、入居者との連絡にメールが使われるのだとか。
「『お見舞いメール』というシステムがあり、メールを送ると祖父に渡して下さるので忙しくて顔を出せない時には、ちょくちょく利用しています。(写真付きで送れます)」
− 「有料老人ホームメリィハウス八千代」に寄せられたこぱんだ(女性/40代) さんの「景色がとてもよく心地のよい、まさに「優良朗人ホーム」です」より
入居者には電話をつなげない施設もあるそうですが、こんなシステムがあると嬉しいですね。
また島根県出雲市の「特別養護老人ホームもくもく苑」には
「行事連絡がハガキで届きます」
− 「特別養護老人ホームもくもく苑 」に寄せられためだかのママ(女性/40代)さんの「金額が高いだけ親切です。」より
という口コミも。「ご家族もご一緒に行事を楽しんで」という心づかいが感じられますね。
連絡手段の多様化が望まれています
ごく一部の施設しかご紹介できませんでしたが、他にもたくさん連絡手段に関する口コミは見受けられました。それらを見ていくと、比較的若い世代を中心に、連絡手段にメールも使いたいと希望する声が多いようです。メールだと記録が残りますし、都合のいい時間に見られるので便利ですものね。人員不足が叫ばれる中、介護施設のスタッフの仕事を増やしてしまうのは心苦しいのですが、ぜひ時代に合わせて連絡手段の多様化をすすめていただけると嬉しいですね。
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この記事の寄稿者
tamago
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。