父の介護を10年間。私のカイゴ回顧録 ~介護者の心にも休息を![後編]

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2016.01.19
介護者の心

言えないプライベート

どんなに気を許した友人にでも、様々な思いやしがらみから、自分の親の介護をしているということが言えないこともあります。言ってもしょうがないとあきらめている自分もいます。まして、会社の人にはできるだけ伝えたくないプライベートなこともあります。

外に向けて声を上げにくい実情があります。子育てと違ってめどがつけにくいからというのもあるし、どこかで介護が終わること、すなわち、その人の死を願っている自分がいるという現実があるからなのかもしれません。

無理をせず介護に携わる

だからこそできるだけ無理をせず、自分も大事にしながら、適度に適当に距離を保ちながら介護に携わってほしいと思います。 それは決して、介護を投げ出すということにはつながりません。 むしろ介護を継続していくために必要なこととなります。

そして愚痴をこぼせたり本音を言える誰かと、時間を持つことも大切です。

ケアマネージャーをはじめとする専門職に話すのも、聞いてくれる友人でも、当事者同士の会でもいいと思います。 自分が気の置けない、評価でも判断でもなく共感してくれる相談相手を持っておくことも、介護と仕事を続けるコツの一つになると思っています。

自分らしく生きるということ

私自身、“介護をしている私の人生”ではなく、“私の人生の一時に、介護という状況が起こっている”という状況を受け止め、自分らしい人生を送るためにはどうすることが一番いいのか、自分の将来を見ながら、受け止めてくれる人と、介護を乗り切るための策を練ることができたらと何度も思うことがありました。

人生・キャリア・家族・友人等、自分が自分らしく素敵にいられる距離や気持ちを保ちながら、介護をすることが大切なのではないかと考えています。

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    寄稿者

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    佐久間 理央

    POLE・STAR株式会社ディレクター
    大正大学大学院人間研究科修士課程修了(社会福祉学)。
    私立国際武道大学、社会福祉法人武蔵野療園、社会福祉法人渋谷区社会福祉協議会等を経て現在POLE・STAR株式会社を設立。
    主に福祉や生活に関する相談、コンサルティングを行っている。